2021・4・25参院広島再選挙

再選挙で誰を支持? 県北3市長三様の動き 参院広島

4・25参院広島再選挙2021/4/26 21:01
西田氏(右端)の応援演説をする三次市の福岡市長(右から2人目)。自民党の岸田前政調会長や公明党の斉藤鉄夫副代表といった与党重鎮と並んだ(16日、三次市十日市東)

西田氏(右端)の応援演説をする三次市の福岡市長(右から2人目)。自民党の岸田前政調会長や公明党の斉藤鉄夫副代表といった与党重鎮と並んだ(16日、三次市十日市東)

 25日投開票の参院広島選挙区の再選挙で、広島県北3市の市長はそれぞれ違う動きを見せた。三次市の福岡誠志市長は、落選した自民党新人の西田英範氏(39)=公明推薦=の街頭演説で応援のマイクを握った一方、安芸高田市の石丸伸二市長はすべての候補との関わりを避けた。11日投開票の庄原市長選で3選を決めたばかりの木山耕三市長は、自民党と連合広島の推薦を得たことを理由に、当選した諸派新人の宮口治子氏(45)=立憲民主、国民民主、社民推薦=と西田氏の双方を支持する考えを示していた。

 「国、県、市が一体となって厳しい時代を乗り越えることを、西田さんなら実現してくれる」。三次市の福岡市長は16日、市中心部の商業施設で声を張り上げた。西田氏の街頭演説で、自民党県連の岸田文雄会長(広島1区)は同市出身の裕子夫人を同行して地縁をアピール。福岡市長も「地方の苦しみが分かる」と強調したが、市内の得票は宮口氏に及ばなかった。

 県北3市の市長のうち、特定候補の応援演説をしたのは福岡市長のみ。西田氏支持について、福岡市長は「経済産業省出身という経歴は経済振興の大きな力になる。前回参院選で自民党公認の溝手顕正氏を支持した経緯もある」と説明する。

 事実上の一騎打ちとなった宮口氏と西田氏の双方を支持するとした庄原市の木山市長は、自身の後援会事情を理由に挙げる。「自民党支持者もいれば、(立憲民主党県連代表を務める)佐藤公治氏(広島6区)の支持者や公明党支持者もいる。各自が推す候補をそれぞれ支持するスタンス」と明かす。

 安芸高田市の石丸市長は、自身のツイッターで「政治家の信条」として「弊害を生む『持ちつ持たれつ』の関係を回避します」と投稿し、国政選挙の候補者と距離を置くスタンスを強調している。

 2019年の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件では、元衆院議員の河井克行被告からの現金受領を認めた安芸高田市の前市長や3人の市議が辞職した。石丸市長は「『私は応援しましたよ』という見返りを求めるような近づき方は不健全。そういう政治を望まない市民が私を支持してくれたと思う」と話している。

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