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萩往還 参勤交代、息遣い随所に【山口考】歴史街道<中>

2021/4/30 20:37
木漏れ日が差し込む萩往還の石畳。江戸時代には参勤交代の行列が通り、幕末には志士が歩いた(撮影・山下悟史)

木漏れ日が差し込む萩往還の石畳。江戸時代には参勤交代の行列が通り、幕末には志士が歩いた(撮影・山下悟史)

 「参勤交代では多い時に1600人もの行列が通った」「江戸送りとなった吉田松陰先生が歩いた」「大正期にはところてんを売っていた」。やまぐち萩往還語り部の会の古谷真之助さん(67)の説明は止まらない。案内してもらい、木漏れ日が注ぐ石畳を訪れると、石が積み上げられた塚が見えてきた。萩往還の中間地点、一の坂一里塚跡だ。

 ▽陰陽の要 住民がガイド

 萩往還は、萩市唐樋町と防府市三田尻をつなぐ約53キロの街道。戦国大名の毛利輝元が1604年に萩城を築いた後、参勤交代で江戸に向かうために整備した。住民にとっては山陰と山陽を結ぶ重要な交通路で、幕末には情熱あふれる志士が行き交った。
(ここまで 286文字/記事全文 632文字)

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