炎の鉄板2

半熟卵でまろやかに 花子 本店【広島市中区】炎の鉄板2

2021/5/4 21:00


花子 本店【広島市中区】半熟卵でまろやかに


ぱりっとした麺と、とろりとした半熟卵が特徴の国泰寺焼きぱりっとした麺と、とろりとした半熟卵が特徴の国泰寺焼き

 ぱりぱりに焼けた細麺を割ると、出てきたのは半熟卵。辛めのソースが黄身の味わいを引き立てます。2006年の創業時から続く看板メニュー「国泰寺焼き」。「まろやかさを味わってほしいので、卵がつぶれないように気を使います」と店長の小杉篤範さんは話します。

 生地に盛った細切りキャベツの中心をへらでくぼませ、慎重に卵を割り入れ、天かすをたっぷり載せて蒸します。麺は、ニンニクを漬けた香味ラードで揚げるように焼きます。和風だしと、かきしょうゆでほぐしてあるので、うま味も感じられます。豚肉はトントロを使うのも特徴。キャベツに絡んだ濃厚な脂と、弾力のある歯応えも心地いいです。

「広島市出身なので国泰寺焼きとともに国泰寺という地名も広まるとうれしい」と小杉さん「広島市出身なので国泰寺焼きとともに国泰寺という地名も広まるとうれしい」と小杉さん

 初代店長が発案し、創業地の名を冠したこのメニューは人気を呼び、広島に3店、東京で2店を展開するまでになりました。東京の飯田橋店は、レストランなどの格付け本「ミシュランガイド東京2016」に掲載されました。

 「誇りに思いますが正直、プレッシャーも感じています」。本店を引き継いで3年余り。焼き方の技術だけでは守れない奥深さが国泰寺焼きにはあるようです。「初代の地元愛が込められた味を伝えたい」。きょうも鉄板に向かって真剣勝負です。(津田慎介)

半熟卵が食欲をそそる半熟卵が食欲をそそる

<おすすめメニュー>


国泰寺焼き780円
肉玉そば780円
海鮮チーズ国泰寺(肉、卵、えび、いか、チーズ)1250円
花子特製ニラ餃子480円
和牛コーネ刺し(炙り石付き)1000円
生ビール550円〜

<あつあつウラ話>


 半熟卵が肝の国泰寺焼き。焼き始めのころ、つぶれてしまうこともあったそう。「急いで卵を入れ替えてました」と小杉さんは苦笑していました。個人的ですが、初めて食べた時、昆布の風味が印象的だったので凝視しているとやはり昆布粉が登場。生地が見えなくなるほど振っていました。

天かすは多め天かすは多め

香味油で揚げるように焼く香味油で揚げるように焼く

<メモ>


店名/花子 本店
所在地/広島市中区国泰寺町1の3の14
営業時間/午前11時〜午後2時(ラストオーダー午後1時半)、午後5〜11時(ラストオーダー午後10時)
定休日/日曜、祝日(5日は営業)
Tel082(240)0875
※新型コロナウイルス感染症の影響で営業時間などが変わる場合もあります。




#炎の鉄板2・蒸し麺 
#炎の鉄板2・ぱりぱり 
#炎の鉄板2・ソース辛め

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