コラム・連載・特集

決別 金権政治

制度のほころび 政治団体、買収の「抜け道」【決別 金権政治】

2021/6/10 20:46

 ▽収支報告書に載せればいいのか

 2019年の参院選広島選挙区を巡る、元法相の河井克行被告(58)=公判中=と妻の案里元参院議員(47)=有罪確定=の大規模買収事件は、「政治とカネ」に関するさまざまな制度のほころびを浮き彫りにした。中でも、政党支部などの政治団体を通じて政治家同士が金銭をやりとりできる現状は、買収の「抜け道」とも指摘される。問題点を整理する。

 規正法の「穴」ふさがねば 永田町見つめ40年、日本大法学部元教授・岩井奉信さんに聞く 【決別 金権政治】<第8部 制度のほころび>(上)


 ▽「意図認識」で公選法抵触も 溝手氏と奥原広島県議、50万円授受記載

 参院選広島選挙区では河井夫妻だけでなく、もう一人の自民党の公認候補、溝手顕正氏(78)もカネを配ったのではないか―。河井夫妻の事件を追っていた中国新聞の取材班はそんな情報をつかんでいた。
(ここまで 376文字/記事全文 4425文字)

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  •  2019年夏の参院選で河井克行、案里夫妻が100人に計2901万円を配ったとされる買収事件では、選挙に絡んだお金のやり取りが浮き彫りとなりました。令和の時代も変わらない「金権選挙」。皆さんの地域でも耳にしたこと、目にしたことはありませんか。体験、情報、意見をぜひお寄せください。(中国新聞「決別 金権政治」取材班)

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