「原爆の日」特集

世界に届ける平和の誓い 8・6式典こども代表の文案、小6が作文を基に議論

2021ヒロシマ2021/6/27 21:28
「平和への誓い」に盛り込みたい内容を画用紙に書く児童たち

「平和への誓い」に盛り込みたい内容を画用紙に書く児童たち

 8月6日の平和記念式典で、こども代表が読み上げる「平和への誓い」の文案を考える会議が26日、広島市中区の原爆資料館であった。核兵器のない世界を目指し、市内の小学6年生20人が、発信したいメッセージを話し合った。

 児童は5班に分かれ、まず平和学習などでそれぞれが感じた思いを事前につづった作文を読み合った。「希望を持って広島の復興のために努力した人たちがいなければ、今の自分はいない」「本当の優しさで包まれたとき、本当の平和になる」などで、印象に残った他人の言葉を付箋に書き出した。

 続いて作文から選んだ言葉を基に、誓いへ盛り込みたい内容を考えた。「本当の平和とは国や性別によって差別されないこと」「自分勝手な行動が戦争につながる」「平和な未来を私たちがつくる」といった意見が出ていた。班ごとに画用紙にまとめて発表した。

 児童は、市教委が12日に市内で開催した「こどもピースサミット」の参加者。この日の議論を参考に、市教委が最終的な文面に仕上げる。当日の式典では20人を代表し、袋町小の伊藤まりあさん(12)=中区=と、五日市東小の宅味義将さん(11)=佐伯区=が読み上げる。

 宅味さんは「いろいろな意見が合わさり、20人分の気持ちのこもったメッセージになる。平和について考え続けることの大切さを世界に届けたい」と意気込んでいた。(福田彩乃)

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