「原爆の日」特集

五輪での黙とう、方針ない バッハ会長が広島市に回答

2021ヒロシマ2021/8/3 11:47

 広島市は2日、原爆の日に東京五輪の選手たちに黙とうを呼び掛けるよう要請していた国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長から、原爆犠牲者に限定して追悼する方針はない旨の返答を受け取ったと明らかにした。

 市平和推進課によると、バッハ会長の署名入り文書を添付した電子メールがこの日午後2時ごろに届いた。「亡くなられた全ての方々を追悼する時間を閉会式で設ける」とあり、6日の黙とうへの言及はなかったという。一方、7月16日の広島訪問に触れて「素晴らしい平和に向けた尽力を身をもって知る機会を与えていただいた」と市民への感謝がつづられていた。

 市は、同29日にメールと郵送で、原爆が投下された午前8時15分に合わせて選手や関係者たちに黙とうを呼び掛けるよう求める要請文をバッハ会長宛てに送っていた。

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