「原爆の日」特集

平和への誓い

2021ヒロシマ2021/8/6 8:26
平和への誓いを述べる子ども代表の宅味義将さん(左)と伊藤まりあさん(6日午前8時26分)

平和への誓いを述べる子ども代表の宅味義将さん(左)と伊藤まりあさん(6日午前8時26分)

私(わたし)たちには使命があります。

あの日、広島で起きた悲惨(ひさん)な出来事。
そのことを知り、被爆(ひばく)者の方々の思いや願(ねが)いを聞き、考え、
平和の尊(とうと)さや大切さを、世界中の人々や次の世代に伝(つた)えなければならないのです。

昭和20年(1945年)8月6日午前8時15分。
赤く燃(も)え、真っ黒に焼(や)け焦(こ)げてボロボロになった広島の町。
「兄が死ぬより、わしが死んだ方がよかった。」
大切な人が亡(な)くなった悲しみと生き延(の)びた者の苦しみには終わりがありません。

心に深く傷(きず)を負った被爆者は、それでも前を向き
「僕(ぼく)ら若人(わこうど)の力によって、きっと平和な世界を築(きず)き上げてみせる。」と決意しました。
悲しみや苦しみを抱(かか)えながらも、被爆者の方々は生きることを決して諦(あきら)めず、
共(とも)に支(ささ)え合い、広島の町の復興(ふっこう)に向け立ち上がりました。

本当の別(わか)れは会えなくなることではなく、忘(わす)れてしまうこと。
私たちは、犠牲(ぎせい)になられた方々を決して忘れてはいけないのです。
私たちは、悲惨な過去(かこ)をくり返してはいけないのです。

私たちの願いは、日本だけでなく、全ての国が平和であることです。
そのために、小さな力でも世界を変(か)えることができると信(しん)じて行動したい。
誰(だれ)もが幸せに暮(く)らせる世の中にすることを、私たちは絶対(ぜったい)に諦めたくありません。

争(あらそ)いのない未来(みらい)、そして、この世界に生きる誰もが、心から平和だと言える日を目指し、努力(どりょく)し続(つづ)けます。
広島で育つ私たちは、使命を心に刻(きざ)み、この思いを次の世代へつないでいきます。

令和(れいわ)3年(2021年)8月6日

こども代表
広島市立袋町小学校6年   伊藤(いとう) まりあ
広島市立五日市東小学校6年 宅味(たくみ) 義将(よしまさ)


平和への誓い(英語訳)Commitment to Peace

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