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決別 金権政治

1億5000万円関係書類、岸田氏「精査し公に」 出演番組でコメント【決別 金権政治】

2021/9/6 22:41
岸田文雄氏

岸田文雄氏

 自民党総裁選に立候補を表明している岸田文雄前政調会長(広島1区)は6日、テレビ朝日の番組に出演した。2019年参院選広島選挙区の大規模買収事件で有罪が確定し当選無効となった河井案里元参院議員の陣営に党本部が提供した1億5千万円に関係する書類が検察から夫の克行被告(一審で有罪、控訴)側に返還されたことについて「精査をして早く公にするべきだと党に申し入れた」と述べた。

 「政治とカネ」問題が菅政権を直撃し、二階俊博幹事長も説明責任を果たしていないのでは―と番組で問われた。岸田氏は返還書類に関し、「しっかり精査した上で、(1億5千万円が)買収に使われなかったと証明してもらわなければならない。ぜひ、それを確認したいと強く思う」とし実態解明に意欲を見せた。

 幹事長に分配の権限が集中する党資金の透明化を求める声に関しては「中選挙区時代に比べ党執行部の権限が格段に高まっている。役員任期に一定の限度を付けることが風通しの良さにつながる」と、立候補表明の会見で訴えた党改革案を力説した。

 6日は日本テレビ番組にも出演し、新型コロナウイルス禍で疲弊する国民の声を重視すると強調した。(下久保聖司)

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