コラム・連載・特集

合田省一郎(ごうだ・せいいちろう) 「古定観念」「既成害念」

2021/9/9 7:32
合田省一郎さん(しまなみジャパン専務理事=尾道市)

合田省一郎さん(しまなみジャパン専務理事=尾道市)

 老害という言葉を聞くようになって久しい。ネットでググると「自分の意見を曲げない」「古い価値観を修正しない」「間違いを認めない」などが代表的な言動のようだ。それらは本当に老いが原因だろうか。昔から、老いても柔軟な判断をできる人もいるし、最新の情報に詳しい人だっている。つまりは老害的な言動の主たる原因は老いだけではないのではないか、と考える。
(ここまで 171文字/記事全文 810文字)

会員限定の記事です
  • 無料登録して続きを読む
  • ログインする
  • キャンペーン
  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

想の最新記事
一覧

  • 加藤寛二(かとう・かんじ) 其阿弥赫土と夢 (10/28)

     呉市出身で画業の円熟期を東広島市黒瀬町で過ごした日本画家、其阿弥赫土(ごあみかくど)。先生に絵を学んだ仲間と深夜まで夢を語り合い、黒瀬町に「其阿弥美術館」を建てたのは2010年だ。

  • 三浦明子(みうら・あきこ) 本のある生活 (10/27)

     私は言葉通り、本に囲まれて育った。活字好きの父は生活の中に本を置く人で、トイレやお風呂にまで本を持ちこんで読んでいた。出版社勤めだった父は出張も多く、幼い頃一緒に遊んだ記憶はあまりない。しかし、定期...

  • 水上博司(みずかみ・ひろし) ホタル慰問の記憶 (10/24)

     広島の地を離れて30年、そんな長い時間を一気に巻き戻してくれるような出来事があった。 とある大学キャンパスから最寄り駅までの移動中のバスの車内。それは隣に座った先輩研究者からの何の前触れもない唐突な...

  • 坂根俊英(さかね・としひで) 「ペスト」を読む (10/22)

     カミュの小説「ペスト」は、1947年に出版されたが、今読んでも切実なリアリティーをもって、迫ってくる。そこには人間や社会に対する優れた洞察力が見られ、いろいろと考えさせられる倫理的な問題が含まれてい...

  • 清金誠司(きよかね・せいじ) 決める (10/21)

     セイコー自動車は、昨年8月に事故車の修理から、ロードスターのレストア(復元)事業に舵(かじ)を切りました。ほとんどの人が「絶対無理。やめておけ」と言う中での決断でした。ただ創業者の父は遠くを見つめ、...