アウトドアライフ

たき火の癒やし、スウェーデントーチならインスタ映え

キャンプ2021/11/19 12:30
ろうそくのように燃えるスウェーデントーチ

ろうそくのように燃えるスウェーデントーチ

 朝夕が冷え込むようになり、たき火が恋しい季節になった。暖を取りながら、まきや炭の「パチパチ」という音を聞き秋の夜長を過ごす。この瞬間こそキャンプファンの心を癒やすひとときだ。さらに工夫すれば、たき火の楽しみはぐんとアップする。

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 ろうそくのように丸太から立ち上る炎。幻想的な雰囲気を写真に撮れば「インスタ映え」する。「スウェーデントーチ」「スウェディッシュトーチ」と呼ばれる北欧由来のたき材だ。

 この日使ったのは、直径約20センチのヒノキの間伐材にチェーンソーで縦に切れ込みを入れたトーチ。四つ、六つ、八つと切れ込みを増やすほど空気が通るため、よく燃える。逆に、少ない切れ込みで風が弱い日であれば60〜90分は燃え続ける。

 トーチを作って販売する一般社団法人「広島森林水源総合研究所」(広島市安佐北区)の土岡央幸さん(50)は「照明、暖房、調理、観賞と、いろいろな役割を果たしてくれます」と魅力を語る。マシュマロをあぶる、トーチの上にやかんを載せて湯を沸かす―。そんな使い方もある。

 土岡さんによると、ヒノキやスギは油分が多く、よく燃える。切れ込みの間に枯れたスギの葉などを挟み込み、着火。火おこしが苦手な人は、着火剤を併用すれば簡単だ。うちわや火吹き棒で空気を送って火力を高めていく。

 「使われないヒノキやスギの間伐材の有効活用にもなります」と土岡さん。森が育んだ恵みを仲間や家族と囲むと、小さなキャンプファイアのようだ。

 ◇たき火台、今や必須アイテム
(ここまで 634文字/記事全文 1353文字)

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  • じか火を禁止するキャンプ場が増え、たき火台は必須アイテム
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