文化・芸能
掃除は修行、禅に学ぶ 柳井の湘江庵の石井龍祐住職に聞く
2020/12/21 8:16
▽自分見詰め「心のほこり」払う
禅の教えでは掃除を修行の一つと捉える。掃いたり磨いたりという動作を通じて、心のほこりも取り払うという。年末の大掃除を、自分の心に向き合う機会にしてはどうだろう。厳格な修行道場として知られる曹洞宗大本山永平寺(福井県)で指導僧を務めた湘江庵(しょうこうあん)=柳井市=の石井龍祐(りゅうゆう)住職(44)に、修行としての掃除の心得を聞いた。
(ここまで 186文字/記事全文 918文字)

この記事の写真
あなたにおすすめの記事
洗心の最新記事
-
長く続く幸せ、心が運ぶ 幸福学研究の第一人者・慶応大大学院前野隆司教授に聞く (3/1)
変化の大きいウィズコロナ時代に必要なのは、小さくても確かな幸せに目を向けることだろう。モノやカネに頼らない、持続可能な幸福感をいかに手に入れていくかだ。今回は、幸福学という学問からそれに迫ってみる。...
-
【哲代おばあちゃん 100歳 きょうも好日】<2月>先々の楽しみが張り合い【動画】 (2/21)
尾道市美ノ郷町で暮らす100歳の石井哲代さんは、毎日が忙しい。台所のカレンダーにさまざまな予定を書き込んでいる。仲よしクラブ、デイサービス、門信徒の集い…。そこで会えるお友達の顔を思い浮かべ、カレン...
-
第二の人生、僧侶になる 学び、何歳からでも (2/7)
第二の人生をどう歩むか。仏教を心のよりどころとし、僧侶になるという生き方もある。社会に閉塞(へいそく)感が漂い、心のありようが問われる時代。仏門に入り、学びを深めようとする人たちの思いに触れた。 広...
-
通信教育で僧侶に 熊本の元新聞記者が体験記 (2/7)
仏教に興味はあるが、何から始めればよいか分からない―。そんな人の入門書になるような体験記も刊行されている。熊本日日新聞社の元記者で昨年7月に僧侶になった荒牧邦三さん(73)の「73歳、お坊さんになる...
-
基礎知識を1年で 広島仏教学院 (2/7)
広島仏教学院では、僧侶になるために必要な仏教の基礎知識を学ぶことができる。 毎年4月に新しい生徒を迎え、1年間のカリキュラムを組む。浄土真宗本願寺派の僧侶を講師に仏教全般や宗教概論、仏教史など16科...