文化・芸能
バンド発掘、FMはつかいちでオンエア 「インディーズ・アロー」の篠原、全国の才能「応援したい」
2021/1/23 7:44
廿日市市を中心に放送するFMはつかいちの看板番組「インディーズ・アロー」が、インディーズバンドの発掘に力を入れている。バンドの発掘から出演交渉、収録も自ら手掛けるパーソナリティーの篠原良一郎(43)は「高い音楽性を持つバンドを取り上げ、番組を通して応援したい」と力を込める。
番組は2017年6月にスタート。毎週水曜午後7時からの1時間枠で、毎回5組ほどが登場する。バンドの自己紹介コメントと曲を流すほか、音楽性を深掘りするインタビューコーナーもある。
とはいえ、次々生まれては消えていくインディーズバンド。以前はライブ会場や路上ライブの生歌を聴いて取り上げるバンドを決めていたが、新型コロナウイルスの感染拡大以降は、ミュージックビデオなどを視聴しながら、アンテナを張り巡らせる。
これまで取り上げた中には、昨年のNHKの紅白歌合戦に初めて出場したYOASOBIもいる。作詞作曲担当のAyaseに直接メールを送り、コメント音源を寄せてもらった。昨年7月の放送で「夜に駆ける」など2曲を紹介した。今年1月には再びコメントをもらい、発売したばかりの新曲「アンコール」を流した。
ほかにも応援し続けている、広島のギターデュオROSTERは、ミュージックビデオが音楽配信サービス「iTunes」のフォーク部門MVランキングで1位になるなど躍進を遂げる。
番組は、スマートフォンやパソコンから聴けるサイマルラジオでも放送。月曜深夜にはFMちゅーピーをはじめ全国のコミュニティーFMでも再放送しており、全国各地からライブ音源やバンド情報などが届くようになった。篠原は「インディーズは可能性にあふれている。そういう才能をいち早く見つけ、紹介していきたい」と話している。(里田明美)
背筋の伸びた佇(たたず)まいが印象的だ。迷いのない語り口からは、どんな向かい風にも動じない覚悟が伝わる。これまでも、いくつものハードルを越えてきた。「映画のまち尾道」から映画館が消えたのが2001年...
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