【月刊E・最終2月号】「そちらもお大切に。バイバイ」 月刊E 2022/2/14 今月5日付の朝刊コラム「潮流」に書いた駄文の受けが案外よかったので気をよくしている。もうすぐ新聞記者稼業40年。この年になってやっ...
【月刊E・1月号】庭師から学ぶこと・その2 月刊E 2022/1/2 謹賀新年。本年もどうぞよろしくお願いします。 さて前回は「人生に役立つ現実的なことは全て庭師から教わった」というドイツ前首相アンゲ...
【月刊E・12月号】人生は全て庭師から教わった… 月刊E 2021/12/13 国会で岸田文雄首相の所信表明に対する代表質問が始まった8日、ドイツ連邦議会には、この日で政界を引退したアンゲラ・メルケルさんの姿が...
【月刊E・11月号】大学生が選ぶ流行語は… 月刊E 2021/11/15 声を「小」にして打ち明けるのだが、新聞各紙の社説やコラムを教材にして週1度、広島修道大で学生にジャーナリズム論を教えている。...
【月刊E・10月号】気象予報士、水月湖、そして「先生」畏るべし 月刊E 2021/10/11 暑さ寒さも彼岸まで―。半ば願望を込めて先日、本紙「天風録」にそう書いた。ところがその後も、「暑さ寒さはむしろ彼岸から」と言いたくな...
【月刊E・9月号】広島・坂町の豪雨「紙碑」 月刊E 2021/9/13 「詩碑」に似た言葉に「紙碑」がある。被爆地広島ではしばしば、原爆に遭った人たちの体験記や証言集を指す。 西日本豪雨から3年を機に、...
【月刊E・8月号】パンダの名付け親になろう 月刊E 2021/8/16 今月号は当初、東京五輪について書こうと考えていた。コロナ禍、1年延期、そして無観客と、まさに歴史に残る大会となったためだ。 だが、...
【月刊E・7月号】豪雨と五輪と宇宙飛行士 社会 月刊E 2021/7/12 先月号で「乗り鉄」宣言をしたのだが、世はまだ、ぶらり旅どころではない状況が続く。 コロナ禍が収まらず、東京五輪は基本、「無観客」と...
【月刊E・6月号】芸備線と二本松峠と牧水の恋 月刊E 2021/6/14 本紙朝刊第1面に「芸備線一部在り方協議」のニュースが載った9日、沿線の庄原市東城町へ向かった。″幾山河(いくやまかは)越えさり行か...
【月刊E・5月号】過去が未来に変わるとき 月刊E 2021/5/6 街路樹の緑は日増しに濃くなっていくけれど、どうも春らしくない。心も体も弾まないのは、人とのつながりを邪魔したがるウイルスのせいだろ...
【月刊E・3月号】炎と土が出合って生まれるものは? 月刊E 2021/3/15 松の根を燃やし、高く舞い上がったススを集めて固め、すずりで水と合わせ、する。先日107歳の大往生を遂げた水墨の抽象画家、篠田桃紅さ...
【月刊E・2月号】巣ごもり読書ガイド・エンタメノンフ編 月刊E 2021/2/15 春の訪れとともに国内のコロナ禍も収束に向かうはずと期待していたら、元首相による女性蔑視発言が飛び出した。どうも東京五輪は何かと、け...
【月刊E・1月号】「どこでもドア」は欲しいけれど… 月刊E 2021/1/2 謹賀新年。本年もどうぞよろしくお願いします。 ということで新年号らしく、恒例(といっても昨年1月号に続いて2回目)のテーマ「未来予...
【月刊E・12月号】エントロピーは増大するけれど… 社会 月刊E 2020/12/14 「エントロピー(乱雑さ)は常に増大する」という物理学の法則をいつ、どこで学んだのか、定かには思い出せない。でも終生、忘れられない言...
【月刊E・11月号】ワクチン代わりに原爆展を 社会 月刊E 2020/11/9 前回のテーマ「ノーベル賞と学術会議と地層処分」がごく一部で好評だったので、図に乗って今月号も、最新ニュースに絡む三題話とさせていた...
【月刊E・10月号】ノーベル賞と学術会議と地層処分 月刊E 2020/10/12 今月号は、もし今年も日本人がノーベル賞に輝いたら、どんな分野であれ、それをテーマに書こうと考えていた。われながら大まじめに「ヒトの...
【月刊E・9月号】官邸を強化したのなら… 月刊E 2020/9/14 この9月号もいつも通り、紙の新聞の発行を休んだ朝にお届けする。数時間後に判明する自民党総裁選の開票結果を待ってから書き始めようとも...
【月刊E・8月号】誰が橋を渡るというのか 月刊E 2020/8/17 原爆慰霊碑を見つめながら、汗をふきふき、平和宣言に耳を傾ける。8月6日の「原爆の日」はここ10年ほど、広島市中区の平和記念公園で、...
【月刊E・7月号】よい経済学と悪い経済学 月刊E 2020/7/13 弊紙朝刊のコラムで先日、「世代論は好きじゃない」などと私情をつづった。シラケ世代の一員としての長年の恨みつらみであり、「東京タワー...