言ノ葉ノ箱 東直子

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器にきざむ花

 毎年この時期は、花屋さんで芍薬(しゃくやく)の花の蕾(つぼみ)を買うのを楽しみにしている。きゅっとひきしまった小さな球のようだった...

トラムに乗って

 早稲田大学の近くにある穴八幡宮神社に、毎年「一陽来復」のお守りを買いに行く。今年はその帰り道に、東京さくらトラム(都電荒川線)に早...

音楽の街で

 小学生から中学1年生の春までピアノを習っていた。習い始めた当時、5人家族で2DKのアパートに住んでいたのだが、ヤマハの黒いアップラ...

海を見るために

 今年、和歌山県で開催された国民文化祭「紀の国わかやま文化祭2021」の短歌のイベント「きのくに短歌の祭典」に参加するため、11月半...

和紙と草花と金魚

 コロナ禍が電子メディアの浸透を促進し、紙に印刷した文字を読む機会がさらに減ってきているような気がするが、私は今でも紙に書かれたもの...

街とスポーツと川

 埼玉県から東京都にかけて流れる荒川の河口近くに、大島小松川公園という公園がある。この公園は、今回の東京オリンピックから正式種目とな...

短歌の里

 先日、長野県塩尻市で講演をするために、久しぶりにJRの「あずさ」に乗った。「特急あずさ」といえば、昭和時代に狩人という兄弟デュオが...

疫病神と妖怪と

 5月23日に秋田魁(さきがけ)新報社主催の秋田県の「全県短歌大会」に講師として参加した。秋田を来訪して対面で話をする予定だったのだ...

木漏れ日とポピー

 私の住んでいる東京では、4月25日から3度目の緊急事態宣言が出され、今年の連休も外出を控えなければならなくなった。またしても黙々と...

花盛りの町を行く

 仕事場にしているマンションの階段に、桜のはなびらが一枚落ちていた。近くに桜の木は見当たらないので、誰かの身体に乗ってやってきたのか...

痕跡を見つめる

 昨年まで教えていた早稲田大学を、久しぶりに訪ねた。昨年の春学期は全面的にオンライン授業になったが、秋からは一部で対面授業も行われて...

復活への命の道

 冬が近づき、新型コロナウイルスの第3波がささやかれている。経済活動の再開が推進される一方で、医療的な側面から自粛が求められるいびつ...