70周年 70人の証言

　▽無観客の開幕。頭で分かっても違和感　球団創立７０周年のシーズン、不惑の捕手は戸惑うばかりだった。新型コロナウイルスの感染拡大で開...

　▽在籍７年、手厚いサポートに感謝　退団から約１年、外国人では異例の引退セレモニーに臨んだ。２０１９年９月１５日の試合前にフリー打撃...

　▽逆転サヨナラ弾、見えない力が働いた　「１軍半」はスタートダッシュが肝心だと身に染みている。「最初にこけると精神的にしんどい。焦っ...

　▽育成８割・勝ち負け２割で２軍日本一　２軍の頂点を決める一発勝負に、不思議な縁を感じた。２０１７年１０月７日、宮崎市であったファー...

　▽Ｖ決定　そこにいない自分に悔しさ　２５年ぶりのＶ決定をテレビの前で見届けた。２０１６年９月１０日、東京ドームでの巨人戦。先発の黒...

　▽痛恨の落球。情けなくて涙が出た　黒田博樹の復帰で優勝候補に挙がった２０１５年は、開幕１０試合で２勝８敗と出遅れた。４月７日の巨人...

　▽「カープ女子」狙い絞って広報戦略　「カープ女子」が全国区となる。ユニホーム姿で球場へ通う女性ファンが増え続け、２０１４年の「ユー...

　▽同期の誠也　僕らと成長曲線が違った　大野寮の部屋は散らかり、私服姿ではどこか落ち着きがない。２０１３年入団のドラフト５位は、同２...

　▽必死にバット振り　７年目の初安打　入団７年目での初の１軍昇格は、広島のドラフト１位野手で最も遅い。待望の初出場は２０１２年９月１...

　▽送球難の丸　毎日のように遠投させた　本拠地移転から３年目の２０１１年、カープの守備陣は落ち着きを見せ始める。旧広島市民球場から両...

　▽タク、思い出すと熱いものがこみ上げる　２０１０年４月２日、マツダスタジアムは午後６時の試合開始を控え、巨人ナインがシートノックに...

　▽米挑戦。１０時間のバス移動もあった　４０歳で足を踏み入れたのは、広島の新球場ではなく、米国という新天地だった。２００９年、プロ１...

　▽「市民球場」終幕。まるで優勝した気分　２００８年、老朽化した広島市民球場は惜別ムード一色に染まった。秋にはクライマックスシリーズ...

　▽新人のマエケン　投打に驚かされた　１軍が遠い入団６年目の２００７年、おおっぴらに「見せ練」を始めた。首脳陣に見せ、やる気のアピー...

　▽ベース投げ。退場するため、冷静だった　前代未聞の「ベース投げ」は確信犯的なパフォーマンスだった。２００６年５月７日の中日戦、球団...

　▽ミッキーが観客増えるきっかけくれた　最下位に沈んだ２００５年、広島市民球場に大歓声を誘うアイドルが登場した。背番号は「１１１（ワ...

　▽昇格期待していた９月…球界初のスト　ウエスタン・リーグ（９０試合）で１４３回１／３を投げた２００４年、２０歳の左腕は初昇格の連絡...

　▽初本塁打、笑顔を見せていいものか…　お立ち台のヒーローに笑みはなかった。２００３年１０月１２日の広島市民球場、入団３年目のプロ初...

　▽球団初３０セーブよりも１敗が悔しい　江夏豊や津田恒美、大野豊や佐々岡真司…。歴代の守護神が届かなかった年間３０セーブに初到達した...

　▽海渡りアカデミーで指導、住めば都よ　２００１年、意気揚々と海を渡る。前年限りで阪神の投手コーチ契約が切れ、広島の松田元オーナー代...