福祉施設の紹介

中国芸南学園 http://www.ch-jigyodan.jp/geinan/ 竹原市忠海東町2丁目10−1
黒滝ホーム 竹原市忠海中町3丁目13−1


花見を楽しむちゅうげいの利用者(2019年4月)

 中国芸南学園は2020年、創設53年目を迎えました。気候温暖な瀬戸内海沿岸部の竹原市忠海の地で1968年、知的障害児の保護育成を目的に定員30人で誕生、75年には知的障害者施設も併設し、障害のある人たちへの一貫した支援体制を築いてきました。

 その後、入所施設のほか、在宅障害者に日中活動を提供する障害福祉サービスや、地域の中で共同生活するグループホーム事業にも取り組み、現在は約150人の利用をいただいています。

 障害福祉サービスは2002年に開始し、パンの製造・販売やカキ養殖の貝殻通し作業などを通して、生きがいを得る場を保障しています。グループホームは1992年から開設し、現在は町内7カ所で利用者の地域移行ニーズに対応しています。また、地域支援センターも設け、専任の相談支援専門員がさまざまな相談に対応し、施設の短期利用の受け入れにも取り組んでいます。

 2012年からは障害児通所支援事業(放課後等デイサービス・保育所等訪問支援)を始めました。翌13年には児童発達支援事業(未就学児の通所)も開始し、現在は相談支援事業とともに竹原市中心部に拠点を移して就学前児童から高校生までの療育や相談を行っています。

 施設の整備も積極的に進めています。1993年、老朽化した成人居住棟の全面改築と児童居住棟の内部補修を実施しました。2003年には児童居住棟、食堂・厨房、事務室、医務室、地域交流センターなどを統合した中枢棟を建設し、利用者の障害特性に合った福祉サービスが提供できる支援体制を整えました。児童福祉法の改正に伴い、子どもたちだけで居住できる児童棟も18年に新設、家庭的な雰囲気の中で生活する環境ができました。

 バリアフリー化を徹底させた成人居住棟の大規模改修は18年12月完成、段差の解消や車いすに座ったまま入浴できる浴槽を設置しました。障害者が地域で快適に暮らせるよう自前のグループホームの建設にも取り組み、2棟目の新しいホームが19年11月に完成しました。


黒滝ホームの盆踊り大会 雨のため室内でにぎやかに(2019年8月)

 一方、03年、竹原市より養護老人施設「黒滝ホーム」の運営を委託され、その後、指定管理者としての協定を結んでいます。訪問介護、居宅介護支援事業所も開設し、09年からは対象を障害児、者までに広げ、移動支援なども手掛けるようになりました。

 積み重ねてきた支援、サービスの実績が評価され、19年4月、さらに5年間の指定管理者としての契約を締結しました。入所者、利用者が尊厳を持って、その人らしい生活が送れるような介護サービスの提供に努めていきます。