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2021年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

特産品フェア拡充 生産者応援


執行役員
中四国カンパニー支社長
川本 昌彦 (かわもと まさひこ)

―コロナ禍での対策は。

 お客さまに安心して買い物をしてもらえる環境を整えようと昨年6月、全社共通の感染対策ルール「イオン新型コロナウイルス防疫プロトコル」を策定。施設内換気や混雑時の入場制限など、専門家の意見を踏まえて定めました。中四国の各店においても、レジでの飛沫(ひまつ)防止シート設置や、エスカレーターの手すり、買い物かご、カートの消毒を実施しています。設備面では昨年4月に「ゆうゆう優先レジ」を広島、岡山、山口県内の店舗に設置。妊婦の方やご高齢の方、体が不自由な方のほか、ヘルプマークを付けたお客さまが午後2~3時に優先的に買い物できます。年末には、イオン津山店(津山市)に、当社中四国エリアで初となる、買い物かごの自動除菌装置を設置。導入店舗を拡大する予定です。

―デジタル化の推進は。

 新しい生活様式が求められる中、ウェブを活用したネットスーパーの充実を図っています。注文した商品を自宅や最寄りの店舗、駐車場で受け取れるサービスで、広島では6店で対応しています。昨年9月にはイオン広島祇園店(広島市安佐南区)に、お客さまが貸し出し用スマートフォンを使って専用レジで会計するシステム「レジゴー」を導入。人との接触機会を減らすだけでなく、待ち時間も短縮。便利になったとお客さまに喜んでもらっています。

―食の分野で重視することは。

 中四国は豊かな食文化に特色があります。地場の産物を増やすなど地元の味にこだわっています。昨年9月に開店した「イオンスタイル尾道」(尾道市)では、たこ飯やあなご飯などを販売するコーナー「尾道めし」を展開。鮮魚の刺し身や海鮮丼などを提供しています。JA尾道市と連携し、産直野菜や果物を扱う「こーてー屋」も好評です。

―今年の抱負をお願いします。

 事業を通して、地域活性化のお手伝いに努めます。昨秋には、イオン広島祇園店などで三次市の特産品を集めたフェアを開催。コロナ禍で需要が低下した特産品の魅力を発信し、生産者支援につなげました。今後も地域に特化した催事を増やしていきます。このほか、利用金額の一部を地域に還元する電子マネー「WAON(ワオン)」のご当地カード利用も促進していきます。


イオンスタイル尾道
概要
社名イオンリテール株式会社 中四国カンパニー
本社所在地〒261-8515
千葉市美浜区中瀬1丁目5-1
Tel 043(212)6500
設立2008年8月
事業内容総合小売業
資本金1億円
営業収益2兆1925億円(2020年2月期)
従業員数8万3689人(2020年2月末現在)
店舗数407店舗(2020年12月末現在)
ホームページhttps://www.aeonretail.jp/

企画・制作/中国新聞社地域ビジネス局
※2021年中国新聞元旦号に掲載したものです。