中国新聞LEADERS倶楽部
2019年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

出店続々 世代超え楽しさ提供

photo
代表取締役社長 山西 泰明 (やまにし やすあき)

―流通大手セブン&アイ・ホールディングス(東京)と昨春、業務提携しました。

セブン&アイと当社は、営業基盤だけでなくお客さまの層などに違いがあり、今回の提携は「2022年度にグループ営業収益1兆円」という目標を掲げる当社にとっては大きな前進となります。商品の共同調達が可能となる上、昨秋からは両社の電子マネーの相互利用が始まり、お客さまの利便性も向上しました。

―積極的な出店が目立ちます。

流通大手「西友」の商業施設を取得し、改装した「ゆめタウン下松」(下松市)と「ゆめタウン姫路」(兵庫県姫路市)が昨年10月と12月にオープン。今春にはセブン&アイ傘下の総合スーパー「イトーヨーカドー」の福山店(福山市)の営業も引き継ぎます。この他にも現在、5店舗の開店を計画。新規出店だけでなく合併・買収(M&A)や既存施設の居抜き案件も含め、18年度からの3年で40店舗の出店を目標にし、ドミナント(地域集中)戦略を加速させていきます。

時代の変化とともに人々の買い物のスタイルが変化する中、「ゆめタウン」は、フードコートなどを充実させ、「三世代で楽しめる」店づくりで付加価値を高めています。

―社内に昨年5月、「未来創造推進本部」を新設しました。

デジタル化の時代に対応した新サービスを推進する部署です。クーポンなどが表示されるタブレット端末付きカート「ゆめピ!」を今春までに、30店舗に導入します。また、フードコートでスマートフォンから注文や支払いができる仕組みの構築や、カード会員の購入履歴を基にしたお得情報の発信などに取り組みます。店舗のスマートストア化を進めていきます。

―「1兆円企業」に向けて、どう進みますか。

姫路店の開店で、兵庫県内では既存の「ゆめタウン丹波」(丹波市)と2店舗の体制となり、新たなドミナント出店の足掛かりにしたいと考えています。また、イトーヨーカドー福山店の継承で、セブン&アイとの次の展開にも期待しています。常に新しい価値を創造しながら、「日本一の高質リージョナル総合スーパー」という目指す姿に向かって、まい進します。

photo
ゆめタウン廿日市
概要
社名株式会社イズミ
本社所在地〒732-8555
広島市東区二葉の里3丁目3-1
Tel 082(264)3211(代表)
設立1961年10月
事業内容ショッピングセンター、ゼネラル・マーチャンダイジング・ストア(GMS)、スーパーマーケット等の業態による衣料品、住居関連品、食料品等の販売およびインポート事業
資本金196億1385万円
営業収益7298億円(2018年2月期)
従業員数1万5348人(2018年2月現在)
店舗中国・四国・九州 204店舗(2019年1月現在)
関連会社(株)ゆめカード、(株)イズミテクノ、イズミ・フード・サービス(株)、(株)ゆめマート、(株)スーパー大栄、(株)ユアーズ
ホームページhttp://www.izumi.co.jp