セブン&アイと当社は、営業基盤だけでなくお客さまの層などに違いがあり、今回の提携は「2022年度にグループ営業収益1兆円」という目標を掲げる当社にとっては大きな前進となります。商品の共同調達が可能となる上、昨秋からは両社の電子マネーの相互利用が始まり、お客さまの利便性も向上しました。
流通大手「西友」の商業施設を取得し、改装した「ゆめタウン下松」(下松市)と「ゆめタウン姫路」(兵庫県姫路市)が昨年10月と12月にオープン。今春にはセブン&アイ傘下の総合スーパー「イトーヨーカドー」の福山店(福山市)の営業も引き継ぎます。この他にも現在、5店舗の開店を計画。新規出店だけでなく合併・買収(M&A)や既存施設の居抜き案件も含め、18年度からの3年で40店舗の出店を目標にし、ドミナント(地域集中)戦略を加速させていきます。
時代の変化とともに人々の買い物のスタイルが変化する中、「ゆめタウン」は、フードコートなどを充実させ、「三世代で楽しめる」店づくりで付加価値を高めています。
デジタル化の時代に対応した新サービスを推進する部署です。クーポンなどが表示されるタブレット端末付きカート「ゆめピ!」を今春までに、30店舗に導入します。また、フードコートでスマートフォンから注文や支払いができる仕組みの構築や、カード会員の購入履歴を基にしたお得情報の発信などに取り組みます。店舗のスマートストア化を進めていきます。
姫路店の開店で、兵庫県内では既存の「ゆめタウン丹波」(丹波市)と2店舗の体制となり、新たなドミナント出店の足掛かりにしたいと考えています。また、イトーヨーカドー福山店の継承で、セブン&アイとの次の展開にも期待しています。常に新しい価値を創造しながら、「日本一の高質リージョナル総合スーパー」という目指す姿に向かって、まい進します。
社名 | 株式会社イズミ |
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本社所在地 | 〒732-8555 広島市東区二葉の里3丁目3-1 Tel 082(264)3211(代表) |
設立 | 1961年10月 |
事業内容 | ショッピングセンター、ゼネラル・マーチャンダイジング・ストア(GMS)、スーパーマーケット等の業態による衣料品、住居関連品、食料品等の販売およびインポート事業 |
資本金 | 196億1385万円 |
営業収益 | 7298億円(2018年2月期) |
従業員数 | 1万5348人(2018年2月現在) |
店舗 | 中国・四国・九州 204店舗(2019年1月現在) |
関連会社 | (株)ゆめカード、(株)イズミテクノ、イズミ・フード・サービス(株)、(株)ゆめマート、(株)スーパー大栄、(株)ユアーズ |
ホームページ | http://www.izumi.co.jp |