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2021年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

革新を積み重ねて未来を創る


代表取締役社長 宗兼 邦生 (むねかね くにお)

―「ヘルシスト(最上級の健康)スーパー」を目指しています。

 お客さまにも従業員にも感染者を出さないよう、きめ細かい予防対策を行っています。コロナ禍の影響で収入の減った従業員には一時金を支給し、マスク不足の時期には無償で配布しました。
 コロナ禍は多くのお客さまの意識も変えました。外出や現金の受け渡しを避ける方が増え、宅配事業と電子マネーの需要が大きく伸びました。当社はいち早くスマホ決済を導入するなどキャッシュレス化を促進しており、9月には西日本のスーパーで初めて自社電子マネーを搭載したスマートフォンアプリを発表しました。結果的に近年取り組んできた情報小売業への転換が一気に進んだ1年になったと感じています。

―本社を緑井(広島市安佐南区)に移転しました。

 生産性向上のため本部機能を集約し、食肉加工センターと総菜加工工場も同じ敷地内に移しました。これにより施設の整備を進めるとともに、2021年から食品事業者に義務付けられる衛生管理制度「HACCP(ハサップ)」にも対応します。

―今年も新たな挑戦がめじろ押しです。

 本社の移転に伴い、2月には基幹店舗である横川店(西区)のリニューアルを行います。現在の横川店ができて約20年がたちます。これまでの取り組みや最先端の技術を総動員して、今後のひな型になる店舗を目指します。
 無人化店舗のトライアルも推進します。キャッシュレスが普及した未来には、レジのない無人店舗が当たり前になっているかもしれません。「スーパーマーケットをやめよう」を合言葉に、これまでの常識にとらわれない実験を進めます。

―昨年は会社設立70周年という節目を迎えました。

 当社は商売の方法や扱う商品、店舗のつくり方など、時代に合わせて変化してきたことで今日まで続いてきました。革新を積み重ねる以外、長く生き残るための秘訣(ひけつ)はないと考えています。昨年、若い社員を中心に、彼らの考えを反映した、新しい行動規範を策定しました。今後も進取の気性を大切に、企業理念・行動規範を体現していく事を期待しています。


概要
社名株式会社フレスタホールディングス
本社所在地〒731-0103
広島市安佐南区緑井5丁目18-12
Tel 082(207)4040
設立1951年10月
事業内容小売業・製造業
資本金3000万円
売上高/連結730億円(2020年2月期)
従業員数5230人(2020年2月現在)
関連会社(株)フレスタホールディングス、(株)リカーズ、(株)フレッシュセブン、(株)レッツ、(株)コムズ、(株)プロフィッシュ、(株)プロ・アグリ、(株)プロテクノサポート、(株)広島アグリネットファーム、(株)スマイルマーケティング、福莱斯達(香港)有限公司
ホームページhttps://www.fresta.co.jp/

企画・制作/中国新聞社地域ビジネス局
※2021年中国新聞元旦号に掲載したものです。