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2021年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

宿泊で旅行気分 楽しみ方提案


総支配人 原 めぐみ (はら めぐみ)

―新型コロナウイルスの影響が大きい一年でした。

 ホテルは宿泊、宴会、婚礼、レストランの4部門から成り立っています。コロナウイルスの影響を、最も長期間にわたって受けたのは宴会部門です。昨春からキャンセルが相次ぎ、なかなか元通りにはなりません。宿泊部門は政府の観光支援事業「Go To トラベル」によって、国内観光客の割合が増えました。しかし、出張客やインバウンド(訪日外国人客)は大幅に減少し、新たな視点での商品・サービスの形成に取り組んでいます。幸いにもレストラン部門の状況は、回復してきました。退職された先輩方から「大変だろうけど頑張って」と多くのエールをもらい、感謝しています。

―衛生面での取り組みを教えてください。

 当ホテルが加盟する「IHGグループ」では、世界保健機関(WHO)の安全衛生基準に従って、清掃手順の厳格化に長年取り組んでいます。IHGの衛生基準である「IHGウェイオブクリーン」プログラムは、コロナ禍において、さらに強化されました。医療機関レベルの消毒剤を使用し、定期的なアルコール消毒や除菌、清掃手順の強化などを徹底し、清潔で安全、快適な環境を整えています。

―新しいサービスはありますか。

 レストランでは「ライヴ・ステーション」という新しいビュッフェ形式を導入しました。お客さま自身が料理を取るのではなく、お好きなものをシェフが取り分けます。また、ホテルを長時間利用できる「32時間ステイプラン」を用意しました。遠出をせず、近くに泊まって旅行気分を味わう「ステイケーション」の提案が狙いです。ステイ(とどまる)とバケーション(休暇)を楽しむ新しい旅の形で、ホテルでゆっくり過ごすスタイルが広がることを期待しています。

―地域の魅力を発信しています。

 新入社員を中心に、身近な場所に出掛けて、その良さを動画に収め、会員制交流サイト(SNS)などで「広島」を発信しています。
 これからも、国内観光の発展のため、レジャープランの開発に力を入れていきます。前例にとらわれず、新たなホテルの楽しみ方の提案をしながら、地域に愛されるホテルを目指します。


客室で優雅なティータイムを楽しむプランも
概要
社名ANAクラウンプラザホテル広島
ホテル所在地〒730-0037
広島市中区中町7-20
Tel 082(241)1111
設立2006年2月
事業内容ホテル業
宿泊、宴会、婚礼、レストランなど総合サービスホテル
従業員数264人(2020年10月現在)
ホームページhttps://www.anacrowneplaza-hiroshima.jp

企画・制作/中国新聞社地域ビジネス局
※2021年中国新聞元旦号に掲載したものです。