広島の元気を創る 中国新聞 LEADERS 倶楽部広島の元気を創る 中国新聞 LEADERS 倶楽部
2021年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

「人と共に創る」 独自性を貫く


代表取締役社長
兼CEO
丸本 明 (まるもと あきら)

―昨年はどのような年でしたか。

 1月30日に創立100周年を迎え、これを機会に当社の歩みを振り返り、地域の皆さまに支えられて今日があることをあらためて全従業員が認識しました。そして、「人と共に創る」マツダの独自性を大切に、商品・技術・顧客体験の創造に挑戦し続けることを誓いました。

―新型コロナウイルスの影響もありました。

 ウイルスの感染は世界中に広がりました。亡くなられた方に心からお悔やみを、体調を崩されている方にお見舞いを申し上げます。
 ビジネス環境が大きく変化する中、取引先と共にこの難局を乗り越える努力を積み重ねてきました。一時期、国内外の工場で生産調整を行いましたが、おかげさまで生産・販売が回復しつつあり、昨年後半以降、業績は当初想定を上回る進ちょくとなっています。

―「中期経営計画の見直し」について教えてください。

 経営の前提となるビジネス環境が大きく変化していることから、中期経営計画を見直しました。コロナ禍での学びを踏まえて、効率化、平準化しながら、ビジネス成長への投資は継続していきます。環境規制強化への対応、自動運転や電動化などCASE(ケース)時代の新しい価値創造のために、独自の取り組みと協業をうまくバランスさせ、ブランド価値を向上させながら、ビジネスの拡大を図ります。
 また、多様な働き方の支援、従業員の活躍最大化、脱炭素社会の実現、クルマを通じた地域貢献なども強化します。

―2021年の抱負を聞かせてください。

 今年は中期経営計画の足場固めの年として、全ての領域での基盤づくりを強化していきます。
 今月、スポーツタイプ多目的車(SUV)MX-30の電気自動車(EV)モデルを国内に導入し、既存商品の継続改良も行っていきます。また、新たな商品群やロータリーエンジンを発電機として使用するマルチ電動化技術を進化させ、22年以降の導入に向けた準備を進めます。これからも地域経済の発展に貢献できるよう「人と共に創る」マツダの独自性を大切に、今年も地域の皆さまと共に歩んでいきたいと思います。


新型コンパクトSUV「MX-30」
概要
社名マツダ株式会社
本社所在地〒730-8670
広島県安芸郡府中町新地3-1
Tel 082(282)1111
設立1920年1月30日
事業内容乗用車・トラックの製造、販売など
資本金2840億円(2020年3月31日現在)
売上高3兆4303億円[連結ベース、2020年3月期]
従業員数5万479人[連結](2020年3月31日現在)
研究開発拠点本社、マツダR&Dセンター横浜、マツダノースアメリカンオペレーションズ(米国)、マツダモーターヨーロッパ(ドイツ)、中国技術支援センター(中国)
生産拠点国内:本社工場(本社、宇品)、防府工場(西浦、中関)、三次事業所
海外:中国、タイ、メキシコ、ベトナム、マレーシア、ロシア
販売会社国内212社、海外140社(2020年3月31日現在)
ホームページhttps://www.mazda.co.jp/

企画・制作/中国新聞社地域ビジネス局
※2021年中国新聞元旦号に掲載したものです。