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2021年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

不動産の枠越え新事業に挑戦


代表取締役社長 深川 真 (ふかがわ まこと)

―グループ会社が増えていますが、その狙いを教えてください。

 当社は、マリモをはじめ、戸建て・投資用アパート事業や上場REIT(不動産投資信託)の投資法人、さらにはIT関連や薬膳教室事業などを展開する、グループ11社を擁しています。柱である不動産関連事業の充実と、新しい事業の拡大を並行して推進していきます。
 昨年9月にマリモの関西エリアでの分譲マンション開発事業を強化するため「マリモデベロップメント」を、12月には個人顧客を中心に不動産仲介ビジネスを手掛ける「マリモ不動産販売」を設立しました。不動産関連については、さらにきめ細やかな事業を展開していきます。

―不動産以外ではいかがですか。

 昨年9月にオーガニック野菜の宅配サービス「ココノミ」を子会社化しました。食の安心安全と日本の食料自給率の低さに対して、農家と食卓との懸け橋となり、安心でおいしく個々人の味覚に合った野菜を少量から購入できる宅配を行っています。今後は商品・サービスの充実、グループ内でのシナジーを目指します。また、新会社を設立し、今春から瀬戸内エリアで釣り情報のウェブ提供を始めます。釣り文化の発展と地元の活性化へ貢献したいと考えています。このように、不動産の枠を越えた新たなビジネスにも、引き続き、積極的に挑戦していきます。

―中長期ビジョンを教えてください。

 自社グループでの新会社設立、企業の合併・買収(M&A)のほか、スタートアップ企業への投資やアライアンスなどを通じて新たな事業の開拓を進めます。昨年は、広島大の起業部であるファーストペンギンクラブへの支援を開始。地域ビジネスを育む活動も推進していきます。

―今後の展望は。

 社会から求められる事業を進めていくことが、ますます重要になります。今、新たに取り組み始めているのは、社会課題の解決を目的としたビジネスです。社内ではソーシャルビジネスと位置づけていますが、採算を合わせて長く事業として続けられるスキームづくりを検討しています。なかなかすんなりとは具体化しないのですが、2030年に、事業比率を既存のビジネス50%、ソーシャル50%にすべく奮闘しています。


中国での分譲マンションプロジェクト第2弾
「尚雅苑」完成(18棟1260戸・分譲済)
概要
社名株式会社マリモホールディングス
所在地〒733-0821
広島市西区庚午北1丁目17-23
Tel 082(273)7772
設立1970年9月1日
事業内容分譲住宅の企画・開発・設計・監理・販売業務・不動産流動化事業・環境衛生事業・海外マンション分譲事業
分譲マンション建物管理事業、保険代理事業
注文戸建事業、リフォーム事業、特建事業、分譲建売住宅、建築・販売等
投資用アパート事業、不動産コンサルティング事業、アプリケーション受託開発、ITシステム設計・開発・保守、薬膳教室の運営
投資運用事業
オーガニック野菜宅配事業
不動産売買・仲介・コンサルティング事業
資本金5000万円
売上高グループ連結 868億2872万円(2020年7月期)
従業員数グループ全体480人(2020年10月現在)
グループ会社(株)マリモ、マリモ・アセットマネジメント(株)、(株)GMアソシエ、(株)マリモハウス、(株)マリモコンサルティング、(株)ユーリックホーム、(株)マリモ・グローバル・テクノロジー、(株)マリモ本草薬膳、(株)マリモデベロップメント、(株)ココノミ、(株)マリモ不動産販売
ホームページhttps://www.marimo-hd.co.jp/

企画・制作/中国新聞社地域ビジネス局
※2021年中国新聞元旦号に掲載したものです。