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2021年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

快適な暮らしを支える3本柱


代表取締役社長 山根 誠一郎 (やまね せいいちろう)

―昨年、創業110周年を迎えました。

 当社の事業の3本柱は、「広島の木を使って家を建てること」「住まいに長く暮らしてもらうためのリフォームやメンテナンスといった維持管理」「快適な暮らしを実現するためのソフトの充実」です。昨年までの3カ年計画で、SDGs(持続可能な開発目標)の観点から改めて事業を捉え直しました。110周年を越えても、引き続き自分たちの社会的役割を問い続けます。

―コロナ禍で変革した点は。

 これまで進めてきた社内データベースの整備やテレワークなどの働き方改革が昨年、一気に浸透しました。会社という組織で何をするべきか、社員が仕事の本質を見直すきっかけになりました。
 一方、お客さまの意識にも変化が見られます。ステイホームで自宅で過ごす時間が長くなり、自宅を快適にしようというニーズが増えました。住まいや暮らしが再評価されていると感じます。

―今年は事業をどう進めますか。

 備後地方に積極的に進出するために、福山の新拠点を5月に建設します。家具のショールームの「デジマストック」(広島市南区)では、リフォームを含めたインテリアデザインの提案に力を入れます。社内ではデジタル化を推進します。これまで蓄積してきた顧客データの分析・活用を進め、お客さまによりピンポイントで提案できる体制を整えます。
 また、オウンド(自社運営)メディア「暮らしのてまひま」を昨年開設し、家づくりの考えや暮らしの楽しさを発信する場をつくりました。ソーシャルメディアを通じてお客さまと親密なコミュニケーションを結び、山根木材を中心としたコミュニティーを築き上げていきます。

―伝えたいメッセージは。

 コロナ禍で自分たちがやるべき職務を考えた結果、「今を大事に、今を豊かに」というテーマにたどり着きました。現在の日本には、将来を心配して、不満足な家に我慢して住んでいる方が少なくありません。しかし、今を快適に暮らす方法をもう少し考えてもいいのではないでしょうか。そのために安心できるサポートを提供し、豊かな暮らしのための投資が未来に役立つことを伝えていきます。


山根木材吉島展示場
概要
社名ヤマネホールディングス株式会社
本社所在地〒734-8570
広島市南区出島1丁目21-15
Tel 082(254)7947
設立1951年4月
事業内容注文・分譲住宅事業、住宅リフォーム事業、住宅維持管理事業、木材加工事業、中古住宅買取再販事業、家具インテリア販売事業、デイサービス事業
資本金1億円
売上高111億円(2020年1月期・グループ計)
従業員数268人(2020年1月現在・グループ計)
支社・支店・工場福岡、福山(支社・支店)、廿日市(工場)※全て関連会社
関連会社山根木材ホーム(株)、山根木材リモデリング(株)、山根木材メンテナンスサービス(株)、広島ランバーテック(株)、山根木材リノベーション(株)、山根木材ライフケア(株)、Yamane Development USA,llc
ホームページhttps://www.yamane-m.co.jp/

企画・制作/中国新聞社地域ビジネス局
※2021年中国新聞元旦号に掲載したものです。