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2021年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

新しい旅行需要や業態に活路


代表取締役社長 五弓 博文 (ごきゅう ひろふみ)

―昨年3月、創業65周年を迎えました。

 「広島に賓客を迎えられるホテルを」という広島政財界の願いから誕生した前身の新広島ホテルの開業から65周年を迎えました。これを記念し、30、31階のエグゼクティブフロアを改装。景色を満喫できるデザインを取り入れ、フロア限定の多彩なサービス・特典を提供しています。このほか、新型コロナウイルスの感染拡大後には広島県内や近隣エリアに向けて、近場で安心して余暇を楽しむ「ステイケーション」を提案し、潜在的需要を喚起しました。

―地域貢献も大切にしています。

 企業理念「CS・ES・No.1」のもと、最高のおもてなしを提供することに一貫して取り組んでいます。不要不急の外出が自粛となった昨春、街に元気を届けようと「巨大イルミネーション」を実施。さらに、コロナの影響を受けた地域医療や経済を支援するため、売り上げの一部を県へ寄付しました。今後も地域に根差したホテルとして、継続的な支援や各種プロモーションを行ってまいります。

―ホテルでの新型コロナウイルス対策は。

 お客さまと従業員の健康を第一に考え、新しいオペレーションを導入し、衛生対策を徹底しています。33階「スカイダイニングリーガトップ」では、お客さまと従業員の接触回数を減らすため、20種のスイーツが食べ放題のプラン「スカイランチ」でタブレット端末によるオーダーシステムを採用。1階「ダイニング ルオーレ」は、ビュッフェからシュラスコ料理の店に業態変更しました。ジューシーな塊肉を各テーブルへお持ちし、切り分けます。食べ放題の楽しさはそのままに、安心して食事ができる環境を整えています。

―今年の抱負は。

 消費構造が変わり、転機を迎えています。個人需要が増え、しばらくは海外旅行消費額が国内旅行に振り向けられるでしょう。地域と密接に関わりながら、従来とは違う体験や新しい価値観を提供できるような商品づくりが重要です。コロナの収束後に素早い復活ができるよう、従業員のモチベーションを保ちながら、一人一人のスキルアップを図るなど、サステナブル(持続可能)な成長を目指して、取り組んでいきます。


女性に好評な最上階リーガトップの「スカイランチ」
概要
社名株式会社リーガロイヤルホテル広島
所在地〒730-0011
広島市中区基町6-78
Tel 082(502)1121
創立1991年9月
開業1994年4月
事業内容ホテル業
資本金600万円
売上高67億5316万円(2020年3月期)
従業員数325人(2020年11月現在)
ホームページhttps://www.rihga.co.jp/hiroshima

企画・制作/中国新聞社地域ビジネス局
※2021年中国新聞元旦号に掲載したものです。