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2021年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

ICTで地域課題解決へ挑戦


取締役社長 渡部 伸夫 (わたなべ のぶお)

―事業内容を教えてください。

 中国地方の個人向けのインターネット回線サービス(メガ・エッグ)に加え、情報通信技術(ICT)を活用した法人向けサービスなどを展開しています。コスト削減や業務効率化、セキュリティ強化といったニーズに対応。膨大な電子情報を保管するデータセンターや、利用者がサーバーを持たずにサービスを利用できるクラウド、定型的な事務処理を自動化するRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)など幅広いメニューをそろえています。

―新たなサービスも積極的に導入しています。

 法人のお客さまの課題を、人工知能(AI)を使って解決するサービスを2020年にスタート。RPAにAIを組み合わせ、手書き文字を高い精度でデータ化するサービスが好評でした。人とAIのハイブリッド運用でコールセンターなどの電話業務効率化とコスト削減を実現するサービスも需要が増えています。
 IoT(モノのインターネット)を使った工場向けのサービスにも力を注いでいます。温度や圧力など、人手で測定値を記録していたさまざまなデータを、センサーやカメラ、AIで自動測定し、遠隔監視することにより業務効率化に貢献します。今後もデジタル技術を活用して事業を変革するデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進します。

―地域課題に取り組んでいます。

 農業や医療、教育などの分野でデジタル技術を活用した取り組みを推進しています。農作業の省力化と技術継承に向けたICTの活用、医療価値・質の向上に向けた他社との共創による画像診断、地域を超えた学習機会の創出に向けた遠隔学習などに取り組んでいます。今後も新技術の活用や、他の事業者との共創により、地域の課題解決につながる新たなサービスを生み出していきたいですね。

―今後の事業展開は。

 お客さまごとに異なる課題に対し、最適なサービスを提供できるよう取り組みを加速します。新型コロナウイルスの影響で、社会は大きく変化しました。ニューノーマル(新常態)の時代も地域の皆さまの暮らしやビジネスに寄り添い、ICTを駆使して、地域とともに成長していきます。。


EneWings 広島データセンター
概要
社名株式会社エネルギア・コミュニケーションズ
本社所在地〒730-0051
広島市中区大手町2丁目11-10
Tel 082(247)8511
設立1985年4月
事業内容電気通信事業法に基づく電気通信事業
電子計算機およびその関連機器による情報処理
電気通信および情報処理に関する機器ならびにソフトウェアの開発、製作、販売および賃貸
電気通信設備およびこれに付帯する設備の工事ならびに保守
前各号に関するコンサルティング
労働者派遣事業
前各号に付帯関連する事業
資本金60億円
売上高429億円(2020年3月期)
従業員数1009人(2020年4月1日現在)
支社・支店岡山支店、山口支店、島根支店、鳥取支店、東京支社
ホームページhttps://www.enecom.co.jp/

企画・制作/中国新聞社地域ビジネス局
※2021年中国新聞元旦号に掲載したものです。