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2021年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

時代捉え施設改修•職員処遇


理事長 石田 晃司 (いしだ こうじ)

―高齢者総合サービスセンター「チェリーゴード」(広島県府中町)別館の改修工事が終わります。

 3、4階の改修が、今年2月に完了します。ご夫婦で入所するケースが減っているため2人部屋10床を、ショートステイ25床に変更します。と同時に、椅子に座ったまま入浴できる特浴室を3、4階に増設します。新設のショートステイは4月にオープンする予定です。1部屋の定員を3、4人の多床室とすることで、利用者の費用負担の軽減にも配慮しています。

―新型コロナウイルスの影響を教えてください。

 昨年5月に予定していたカンボジア人技能実習生2人の受け入れが遅れました。11月にようやく実現し、実習生は計8人となりました。
 タブレット端末を使った「オンライン面会」を5月から実施しました。職員用の集会室を、コロナ発生時には感染者専用室として使えるよう改修するなど、今後にも備えています。

―新卒採用が順調でした。

 今春は大卒3人、高卒2人の計5人が入社します。ここ3年ほどは説明会や面接などの採用スケジュールを一般企業に合わせて組んだり、有給のインターンシップを始めたりと、採用活動を強化してきました。その成果が出つつあると手応えを感じています。
 加えて、曜日や時間帯の制限なくフルで就業できる職員を給与面で優遇する「Fプロジェクト」を導入し、職員の士気も上がっています。離職率がほぼゼロの事業所も出てきました。

―福祉の仕事をする上で、大切にしていることは何ですか。

 「絶対にうそをつかない」ということを、職員には常に心掛けるよう伝えています。介護や保育は、人の命を預かる大変責任の重い仕事です。一つのミスを隠そうとする姿勢が次のミスを招き、重大な事故につながる可能性があります。「ミスは必ず起こる」と考え、何かあれば隠さず報告、共有することを徹底しています。
 2040年には団塊ジュニア世代が高齢者となり、高齢者人口がピークになる「2040年問題」が起こるといわれます。今後の社会保障のあり方も含め、高齢者介護の問題にしっかり向き合っていきます。


ショートステイの完成イメージ
概要
法人名社会福祉法人FIG福祉会
所在地〒735-0014
広島県安芸郡府中町柳ケ丘20-2
Tel 082(508)0222
設立1991年3月
事業内容社会福祉事業、介護事業、保育事業
従業員数400人(2020年11月現在)
関連会社学校法人府中石田学院、(株)チェリーゴードケア、(株)チェリーゴードサービス、櫻クリニック
ホームページhttp://www.fig-g.jp

企画・制作/中国新聞社地域ビジネス局
※2021年中国新聞元旦号に掲載したものです。