中国新聞LEADERS倶楽部
2019年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

人気のビール類 3本柱を強化

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中四国統括本部長 平岡 敬規 (ひらおか たかのり)

―ビール類の売り上げが好調です。

2017年夏にフルリニューアルしたビール「一番搾り」の人気が続いています。製法から見直したことで、より上品な麦のうま味を実現できました。中四国エリアは前年からの伸び率が全国でもトップクラスです。また05年の発売以来、新ジャンル(その他の醸造酒―発泡性―(1))市場でトップを走り続けている「のどごし生」を昨年6月にリニューアルしました。3月に発売した新商品「本麒麟」は年間販売目標を約5割増に上方修正するほどの勢いです。今年も重点ブランドに集中して投資し、この3本柱をさらに強化します。

―個性豊かなクラフトビールの展開にも力を入れています。

クラフトビールの新しい楽しみ方を提案する「Tap Marché(タップ・マルシェ)」を首都圏に続いて、昨年春から中四国エリアでも展開しています。1台で4種類のクラフトビールが提供できる小型ディスペンサーを独自に開発。広島県内の飲食店約100店に導入してもらい、お客さまが個性豊かな味わいに出合える場を創出しています。新たなビール文化を提案することでビール市場の活性化を目指します。

―酎ハイ市場への対応は。

長年支持されている「氷結シリーズ」や高果汁の「本搾り」が好調です。加えて近年人気を集めているのは、アルコール度数が高めの商品です。当社も昨年4月に「キリン・ザ・ストロング」を発売。アルコール度数は9%で、飲み応えがあると好評です。目標を大幅に上回る売り上げを達成しました。ここでもビール類同様、長く愛されるブランドを育てていくことが目標です。

―地域に密着した活動に取り組んでいます。

今年もスポーツ、食、文化、観光など地元に根差した地域密着活動で、広島の元気を応援していきます。昨年は広島の「食」による観光キャンペーン「広島てっぱんバル」に協賛しました。もちろん広島東洋カープを応援する企画も続けています。「一番搾り」の応援デザイン缶を作り、ファンの皆さんと共にカープに声援を送りました。今春には中国地方唯一のビール工場であるキリンビール岡山工場の見学施設が生まれ変わります。ぜひ遊びに来てください。

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人気が続くビール「一番搾り」
概要
社名キリンビール株式会社
本社所在地〒164-0001
東京都中野区中野4-10-2 中野セントラルパークサウス
Tel 03(6837)7002(代表)
設立2007年7月
事業内容酒類の製造、営業、販売
資本金300億円
売上収益1兆8637億3000万円
(2017年12月期キリンホールディングス連結業績)
従業員数5093人(2018年1月現在)
支社・支店・工場本社、営業拠点46、工場9、研究所ほか2
関連会社キリンホールディングス(株)、キリン(株)、キリンビバレッジ(株)、メルシャン(株)、(株)永昌源ほか
ホームページhttp://www.kirin.co.jp/