中国新聞LEADERS倶楽部
2019年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

対話深めて地域の暮らし応援

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理事長 槙岡 敬人 (まきおか たかと)

―西日本豪雨で被害に遭った企業や個人の支援に取り組んでいます。

中小企業などの取引先58社に対して、国が設備などの復旧の費用を支援する「グループ補助金」の申請をサポートしました。各構成員の復興事業計画の策定は、被災した企業にとって大きな負担です。その手助けが、お客さまの早急な再建につながると考えています。また、通常より金利を抑えた特別融資の取り扱いや、既存のご融資の支払い猶予なども実施しています。

―地域の子育て世代からシニアまで幅広く応援しています。

社内託児所を一般の方も利用できる地域型保育所にリニューアルし、「ニチイキッズ『しんちゃんランド広』保育園」として昨春、呉市広にオープンさせました。0〜2歳児の定員19人のうち、地域の子ども7人を受け入れています。広地区は若いファミリー層が多いため、子育て世代の後押しにつながります。

また、昨年6月には初めて65歳以上のシニアを対象にした安全運転セミナーを開催しました。定員を超える41人にご参加いただき、大変好評でした。昨秋には呉、広の両警察署と「地域の安全を守る活動推進に関する覚書」を締結しました。職員が積極的に地域巡回や警察への情報提供に取り組み、お客さまの安心・安全な暮らしを守っていきます。

―店舗の建て替えも進んでいます。

安芸津支店(東広島市)を昨年9月、新築移転オープンさせました。「全てのお客さまにやさしい店舗」をコンセプトに、高齢のお客さまも利用しやすいユニバーサルデザインを採用し、地域の集会などに利用できるコミュニティースペースも備えています。今年6月には、三原支店(三原市)も市内中心部に移転オープンする予定です。利便性を高めて個人に加え、法人向けの営業にも力を入れます。

―今年の抱負は。

新たな中期経営計画「"くれしん"の革新『リレーションアップバンキング』」を2018年度からスタートさせました。中心にあるのは、これまで以上にお客さまや地域との対話や接点を大切にしたいという思いです。「お客さま本位」の営業活動を徹底し、地域にとって「なくてはならない金融機関」を目指します。

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新築移転オープンした安芸津支店
概要
社名呉信用金庫
本店所在地〒737-8686
呉市本通2丁目2-15
Tel 0823(24)1181
設立1925年9月
事業内容金融業
出資金29億5200万円(2018年3月期)
経常収益109億6300万円(2018年3月期)
従業員数767人(グループ全体)
(2018年3月現在)
店舗数43店舗(うち1出張所)
(2018年3月現在)
関連会社(株)くれしんビル、くれしんビジネスサービス(株)
ホームページhttp://www.kure-shinkin.jp/