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2021年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

おいしさと両立 糖質ゼロ好調


中四国統括本部
統括本部長
石塚 浩樹 (いしづか ひろき)

―「糖質ゼロ」ビールが好評です。

 基幹ブランドの「一番搾り」からビールカテゴリーで国内初の糖質ゼロ(Mintel GNPDを用いたキリンビール調べ)商品「キリン一番搾り 糖質ゼロ」を昨年10月に発売しました。5年の歳月をかけて開発し、おいしさとの両立が実現できました。糖質オフニーズの高まりもあって発売から1カ月で100万ケース(大びん換算)販売と好調です。RTDジャンルではこうじ(米麹抽出物使用)がうま味を引き出した「キリン麹レモンサワー」、糖類や甘味料を一切使用せずに仕上げた「氷結無糖レモン」を昨秋発売しました。コロナ禍でますます糖質ゼロやオフの新商品がお客さまから支持されています。

―コロナ禍における独自の飲食店支援が話題になりました。

 広島市中区の流川地区に活気を取り戻すため、応援キャンペーン「流川ココぁ安心」を展開しました。コロナ対策を徹底する店に感染防止策を記載したうちわやステッカーなどを配布しました。JA広島果実連(竹原市)と協力し、ホワイトビールにレモンを絞り、すっきりとした味を楽しむ飲み方を「広島スタイル」と名付け、県内の飲食店活性化につなげるなど、お客さまに寄り添うことを一番に考え、活動しています。

―クラフトビール専用の小型ディスペンサー「タップ・マルシェ」で、おいしさを広めています。

 1台で複数のクラフトビールが楽しめるタップ・マルシェは、居酒屋やバーのほか、カフェなどにも導入され、県内で300店を超えました。山口地ビール(山口市)の「瀬戸内ヴァイツェン」などラインアップは28種、飲食店ならではの個性豊かなビールを楽しんでいただいています。

―今後の展開はいかがですか。

 昨年10月の酒税法改正に伴うビール市場の再成長はもとより、付加価値の高い商品の提供や、タップ・マルシェを核としたクラフトビールの推進、ノンアルコール飲料の需要増などに対応しながら「おいしさ」を軸にブランド力を磨き、お客さまにとっての価値をより追求します。コロナ禍など環境が大きく変化する中、なにより事業活動を通じて社会の課題を解決していくCSVマインドをさらに発揮して、広島に活気をもたらすよう力を注ぎ続けます。


好調な「一番搾り糖質ゼロ」「一番搾り」
概要
社名キリンビール株式会社
本社所在地〒164-0001
東京都中野区中野4-10-2 中野セントラルパークサウス
Tel 03(6837)7002(代表)
設立2007年7月
事業内容酒類の製造、営業、販売
資本金300億円
連結売上収益1兆9413億500万円(2019年12月期キリンホールディングス連結業績)
従業員数3750人(2019年12月現在)
支社・支店・工場本社、営業拠点46、工場9、研究所1
関連会社キリンビバレッジ(株)、メルシャン(株)ほか
ホームページhttps://www.kirin.co.jp/

企画・制作/中国新聞社地域ビジネス局
※2021年中国新聞元旦号に掲載したものです。