中国新聞LEADERS倶楽部
2019年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

ますます「地域密着」を進める

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執行役員
西日本営業本部長
本坊 俊一郎 (ほんぼう しゅんいちろう)

―本郷工場(三原市)が西日本豪雨で浸水被害に遭いました。

三原市内の別の場所に移転し、2020年春の稼働を目指します。新工場は無菌充てんを含む2ラインでペットボトル飲料を生産する予定です。豪雨被害で失った中国エリアの生産体制を回復させ、市場への安定供給を図ります。当社の経営の原理「地域密着」と「顧客起点」の下、同じ市内に工場を設け、これまで築いた地域との関係を維持、発展させます。

―多彩な活動を通じて、地域との接点を増やしています。

当社は、全国に12あった製造販売会社が統合して一つの企業になりました。そのため、各地域の独自性を継承することが重要だと考えます。スポーツでは、地元のマラソン大会や駅伝大会を支援しながら、地域の活性化や市民の健康増進に貢献しています。女子ホッケー部「レッドスパークス」は広島を中心に活動しています。「ひろしまフラワーフェスティバル」などイベントへの参加や小中学生向けのホッケー教室を通じて地元との触れ合いを深めています。

―販売面でも地域密着の視点を生かしています。

「コカ・コーラ」スリムボトル地域デザインは、当社の事業エリア各地にあるシンボルや観光スポットなどをデザインし、それぞれの地域限定で発売しました。広島では広島東洋カープの「カープ坊や」をあしらった「コカ・コーラ」スリムボトルを発売し人気を集めました。

自動販売機にも地域貢献の役割を持たせています。災害時は自動販売機の電光掲示板に災害情報を流し、庫内の在庫製品を無償提供します。

―昨年9月に発売した「綾鷹(あやたか) 特選茶」が好調ですね。

日本で唯一、緑茶の「にごり」がある特定保健用食品です。植物由来の食物繊維「難消化性デキストリン」の働きで、脂肪の吸収を抑え、糖の吸収をおだやかにします。普段親しんでいる緑茶のように飲みやすく、食事にも合う製品です。また、冬の定番、コーヒーの「ジョージア」も多彩な製品をそろえています。

総合飲料企業として、製品を通じてあらゆる人々の日々の生活シーンに寄り添い、ハッピーな瞬間と爽やかさを提供するのが当社の目標です。今年も引き続き、高い付加価値のあるアイテムを充実させます。

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綾鷹 特選茶
概要
社名コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社
所在地〒107-6211
東京都港区赤坂9丁目7-1
Tel 03(6896)3859
設立2001年6月29日 ※2018年1月1日 コカ・コーラボトラーズジャパン(株)に商号変更
事業内容清涼飲料水の製造、加工、および販売
売上高9653億円(2018年12月期予想)
従業員数1万7200人(2017年12月31日現在)
支社・支店・工場約350カ所/17工場
ホームページhttps://www.ccbji.co.jp/