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2021年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

命•暮らし•心 ICTでつなぐ


中国総支社長 理事 両角 信彦 (もろずみ のぶひこ)

―情報通信技術(ICT)を活用した地方創生に力を入れています。

 当グループではスマートフォンなどの通信事業を中核に、金融・電子商取引(EC)などの多様な事業を展開しています。事業で得たさまざまな技術やノウハウを活用し、地域産業の育成など地方創生にも力を入れています。昨年5月に公表した当社のSDGs(持続可能な開発目標)取り組み方針「KDDI サステナブル・アクション」の基本は、「命をつなぐ(=災害対策)、暮らしをつなぐ(=地方創生や人材の育成)、心をつなぐ(=ワクワクした生活体験)」の三つ。これからも、事業を通じて社会課題の解決に取り組み続けます。
 昨年11月、山口市と先端技術を活用して地域活性化を推進する連携協定を結びました。同市に今年7月グランドオープンする「KDDI維新ホール」を中国地区全体の事業創生の拠点と位置づけ、第5世代(5G)移動通信システムを活用したイベントの実施、IoT(モノのインターネット)ソリューションの導入推進、高度なIT人材の育成支援などを行っていきます。

―災害対策にも注力しています。

 昨年9月、NTTと社会貢献連携協定を締結しました。災害発生時に所有船舶を相互利用した物資運搬、災害時の通信サービスに関する利用方法などの啓発活動といった協力体制を構築。相次ぐ大規模災害や新型コロナの感染拡大など、社会環境が変化している今、通信インフラを担う2社がタッグを組んで持続的な社会の実現を目指します。

―新人事制度を導入しました。

 昨年8月、「KDDI版ジョブ型人事制度」を導入しました。労働時間ではなく、成果や挑戦、能力を評価し、処遇に反映させることを目的とした制度です。時間や場所にとらわれず、自由に成果を出す働き方を実践していきます。

―今年の抱負は。

 中国地区でも5Gを早く、より多くのお客さまに利用していただけるよう基地局整備を加速していきます。その機能をベースに、さまざまな地方創生に取り組んでいきます。また、他社との競争環境の中で切磋琢磨(せっさたくま)し、お客さまのニーズに対応した高品質かつ利便性の高いサービスの提供に努めていきます。


7月にグランドオープンする「KDDI維新ホール」の完成予定図
概要
社名KDDI株式会社
本社所在地〒102-0072
東京都千代田区飯田橋3丁目10-10
Tel 03(3347)0077(本社代表)
設立1984年6月
事業内容電気通信事業
資本金1418億5200万円
売上高5兆2372億2100万円(2020年3月期)
従業員数4万4952人(2020年3月現在)※連結ベース
ホームページhttps://www.kddi.com/

企画・制作/中国新聞社地域ビジネス局
※2021年中国新聞元旦号に掲載したものです。