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2021年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

1法人2大学体制 世界視野に


理事長・学長 中村 健一 (なかむら けんいち)

―昨年は建学100周年を迎えた節目の年でした。

 コロナ禍で、計画していた行事の変更を余儀なくされた面もありましたが、教職員と学生が一体となり、よりよい教育を目指す絆が生まれました。本学の未来に向けた一つの成果と考えます。昨年4月には4学部から3学部へ再編し、積極的に地域に出て課題を解決する「課題探究型地域創生人材」の育成に、これまで以上に力を入れました。基本理念である「地域に根ざした、県民から信頼される大学」の実践に向けた歩みを着実に進めています。

―コロナ禍のため、オンライン授業となりました。

 昨年5~8月は、原則オンライン授業でした。教職員を挙げて準備を進め、一定の評価を得られる授業方法を確立したと自負しています。学生を対象にした9月のアンケートでは、オンライン授業に対して「満足・ほぼ満足」が74%に達しました。次年度以降も継続を希望する学生も多く、対面とオンラインを組み合わせた「ハイブリッド授業」を行いながら教育の質を高めていきます。
 また、どうしても不足しがちだった学生同士の交流を深めるため、昨年10月にマツダスタジアム(広島市南区)で本学の「PRデー」を開きました。抽選で選ばれた100人の学生たちが試合を楽しみました。

―地域社会の発展に貢献する人材を育成しています。

 経営管理研究科(MBA)を開設して5年が経過しました。広島のさまざまな職種で活躍を志す社会人に、実践的なビジネスを教授する場として評価されています。昨年8月には中米コスタリカにある国連の研究機関「平和大学」と協定を締結。平和学と経営学を融合させた経営マネジメントを共同研究します。

―叡啓大学が4月、中区に開校します。

 1法人2大学体制になります。叡啓大学の目標の一つは、地域社会や世界に貢献する高い志を持ち、解のない課題に積極的にチャレンジし、粘り強く新しい時代を切り開いていく人材の育成です。合言葉は「ローカル(地域)からグローバル(世界)へ」。広島で地域の良さを見つけつつ、世界的な視野で学べる機会を提供できるように、全力で努めていきます。


4月に開校する叡啓大学
概要
大学名県立広島大学
所在地〒734-8558
広島市南区宇品東1-1-71
Tel 082(251)5178
設立2005年4月
学部・学科■地域創生学部 地域創生学科(地域文化コース・地域産業コース・健康科学コース)
■生物資源科学部 地域資源開発学科、生命環境学科(生命科学コース・環境科学コース)
■保健福祉学部 保健福祉学科(看護学コース・理学療法学コース・作業療法学コース・コミュニケーション障害学コース・人間福祉学コース、2021年4月から)
専攻科助産学専攻科
大学院総合学術研究科/経営管理研究科(経営専門職大学院)
ホームページhttps://www.pu-hiroshima.ac.jp/
大学名叡啓大学
所在地〒730-0016
広島市中区幟町1-5
Tel 082(225)6201(新大学設置準備センター)
設立2021年4月開学予定
学部・学科ソーシャルシステムデザイン学部
ソーシャルシステムデザイン学科
ホームページhttps://www.pu-hiroshima.ac.jp/site/eikei-univ/

企画・制作/中国新聞社地域ビジネス局
※2021年中国新聞元旦号に掲載したものです。