中国新聞LEADERS倶楽部
2019年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

プレモルの「神泡」 日常に彩り

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執行役員
中国・四国営業本部長
林 正人 (はやし まさと)

―酒類市場が縮小する中、業績が好調です。

「ザ・プレミアム・モルツ」の樽(たる)生が昨夏以降、前年を大きく上回る伸びを見せて、原動力となりました。ハイボールも引き続き人気で、特に3月と9月に発売したトリスハイボールカープ応援缶は、普段ハイボールを飲まない層にもしっかりアピールできました。缶入りの酎ハイなどのRTD飲料に関してもほぼ2桁の伸びでした。市場が厳しい中、まずまずの一年だったと思います。

―「ザ・プレミアム・モルツ」の「神泡(かみあわ)」プロモーションが印象的です。

プレモルでしか生み出せない、きめ細かでクリーミーな泡を「神泡」と呼び、昨年3月から大々的にPRしています。家庭向けには、自宅で神泡を楽しめる体感キット付きのプレモルを販売。キットには、特製サーバーと泡持ちの良いグラスが含まれ、好評を博しました。

企業を対象にしたセミナーにも力を入れています。当社のビール工場から各企業に講師を派遣し、プレモルのおいしさをより身近に体感いただく機会を設けています。社員の方々の気軽な懇親の場にもなると喜ばれており、実施企業は中四国地方で50社に上りました。

―イベントにも積極的に参加しています。

昨年は「ひろしまフラワーフェスティバル」「とうかさん」「フードソニック」などで神泡をPRしました。普段とは違う場所で、みんなと一緒にビールを飲む時間は、何気ない日常を豊かにしてくれると考えています。地域に根差したイベントに参加しながら、お客さまにワクワクできるシーンをこれからも提供していきます。

―創業者、鳥井信治郎さんが唱える「やってみなはれ」の精神をいかに体現しますか。

鳥井が言う「やってみなはれ」とは、軽々しく何でもやるという意味ではありません。基本は徹底しながら、「誰もやっていないことを、逆境の中で、あきらめずしつこくやり切る」姿勢そのものと考えます。

酒類市場が厳しくなる中、お客さまに楽しさやワクワクした気持ちを感じてもらえる新商品や飲み方を提案し、酒類飲用者の拡大につなげていきたいです。

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「ザ・プレミアム・モルツ」の神泡
概要
社名サントリー酒類株式会社
本社所在地〒135-8631
東京都港区台場2-3-3
Tel 03(5579)1000
設立2009年4月1日
事業内容スピリッツ・ビール類・ワインなど酒類の国内販売
資本金10億円
売上高<グループ連結>(酒税控除後)2兆1575億円(2017年12月期)
従業員数<グループ連結>3万7745人(2017年12月現在)
グループ会社312社(2017年12月現在)
エリアホームページhttps://www.suntory.co.jp/area/chushikoku/