中国新聞LEADERS倶楽部
2019年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

快適性や外観追求 戸建て好調

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芦田 登氏(あしだ のぼる)

―一戸建て住宅の新商品が注目されています。

大空間リビングを備える鉄骨造りの「イズ・ロイエ ファミリースイート」を、2018年9月に発売しました。20畳を超える多用途なリビングを暮らしの真ん中に据えた生活を提案し、若い世代を中心に注目が高まっています。13年に発売した家庭内の「エネルギー収支ゼロ」を目指す住宅「グリーンファースト・ゼロ」も人気です。中四国9県における当社の新築住宅の8割以上(18年11月時点)で採用されています。

安全、安心、快適性はもとより、外観やエクステリアのデザインなどにも力を注ぎ、昨年の中四国エリアの戸建事業の売上高は前年比20%アップと好調です。

―住宅団地の状況は。

広島市安佐南区の「コモンステージ祇園」は人気が高いため、今年1月から31区画の新街区を販売します。佐伯区の「クオーレアクラス楽々園」(41区画)も好調で、約8割が成約済みです。土地探しから相談されるお客さまが多く、引き続き、積極的な用地取得を進めます。

―不動産活用事業も好調です。

法人が持つ遊休不動産の有効活用を提案するCRE事業も順調です。12年にスタートし、医療施設やホテル、飲食店などのほか、地方自治体の公営住宅事業にも参入し、幅広い実績を積み重ねています。18年は、長門市が手掛ける長門湯本温泉の再開発計画の一つ、星野リゾートの高級旅館「界(かい)長門」の設計施工を担当。20年3月開業に向けて工事を進めています。このほか、米ホテル運営大手のマリオットインターナショナルと提携して、道の駅に隣接するホテルを京都府や栃木県などから順次開業する計画です。

―どんな年にしますか。

住宅展示場のモデルハウスのリニューアルを進めています。昨年から着手し、今年夏までに中四国で13棟がオープン、最新モデルをお客さまに体感していただきます。

西日本豪雨で被災されたお客さまのリフォームや建て替え、住み替えなどの需要には、グループ全体で協力して尽力しています。住宅メーカーとして培ってきた知見やグループの総合力を生かし、高性能かつ高品質な住まいを提供して、さらなる成長を目指します。

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戸建て住宅「イズ・ロイエ」
概要
社名積水ハウス株式会社
本社所在地〒531-0076
大阪市北区大淀中1-1-88 (梅田スカイビルタワーイースト)
Tel 06(6440)3111
設立1960年8月
事業内容
  • 建築工事の請負及び施工
  • 建築物の設計及び工事監理
  • 不動産の売買、交換及び賃貸並びにこれらの仲介及び代理
資本金2025億9120万円
売上高2兆1593億6300万円(2018年1月期)
従業員数(単体)1万4482人 (連結)2万4391人(2018年1月現在)
支社・支店・工場支店・営業所116、カスタマーズセンター29、展示場374(2018年8月現在)
関連会社積和不動産7社、積和建設18社、積水ハウスリフォーム3社ほか
ホームページhttps://www.sekisuihouse.co.jp/