中国新聞LEADERS倶楽部
2019年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

幅広い保障で人生をサポート

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本部長 中村 雅宏 (なかむら まさひろ)

―甚大な被害が出た西日本豪雨災害で、どのように対応しましたか。

発生後すぐに対策本部を設置しました。一日でも早く共済金を支払えるように、損害調査に職員延べ288人を投入。タブレット端末を活用し審査業務を効率化して、対応しました。広島県内の建物の共済金支払いは4574件、約137億円(2018年12月6日時点)で、自然災害による支払いでは最も高額となりました。自動車は828台(同)、生命系では64件(同)に共済金を支払いました。また、復旧・復興に向け、ボランティア活動にも参加しています。

―保障の拡充に積極的ですね。

ライフステージに応じた保障を充実させています。けがや病気で身体に障害が残った場合に備える生活障害共済「働くわたしのささエール」を18年4月に発売しました。医療や万一保障などの従来の商品と組み合わせることで、より幅広い保障が可能になります。

教育資金の準備に役立つ「こども共済」も好評です。子育てママの投票で選ばれるNPO法人日本マザーズ協会の「マザーズセレクション大賞」を17年に受賞し、18年の申込件数は前年の約2倍になりました。「いえ」を保障する建物更生共済では、実際の損害額を基に算出して共済金を支払う「実損てん補方式」を導入した「むてきプラス」を17年に発売し、7月の豪雨災害でもお役に立つことができました。

―地域貢献活動にも熱心に取り組まれていますね。

県警や県交通安全協会への事故防止対策グッズの寄贈、スタントマンによる自転車事故の再現を交えた中高生向けの交通安全教室など啓発活動に力を入れています。安芸高田市で毎年開かれる「高校生の神楽甲子園」への協賛、広島東洋カープの選手を招いた少年野球教室の開催など、伝統文化やスポーツの支援を通して豊かな地域づくりを応援しています。

―今年の取り組みは。

県内約28万の加入世帯を訪ね、契約内容や請求忘れなどを確認する「3Q訪問活動」を、さらに徹底します。4月には建物更生共済と生命系共済の仕組み改訂も予定しており、手厚い保障と迅速な対応で、地域の利用者満足度ナンバーワンを目指します。

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広島市中区のJAビル「ロビー」で来客を迎える「あぐりん」
概要
組合名全国共済農業協同組合連合会広島県本部
所在地〒730-8676
広島市中区大手町4丁目7-3
Tel 082(544)3832
設立1951年1月
事業内容共済事業
出資金(全国)7565億円
職員数6382人(全国)、168人(広島県)〔2018年3月現在〕
契約件数(保有)〔2018年3月期〕生命共済 2181万63件(全国)、61万8284件(広島県)
建物更生共済 1037万8632件(全国)、30万2106件(広島県)
自動車共済 808万6521件(全国)、18万2720件(広島県)
保障共済金額(保有)〔2018年3月現在〕生命共済 117兆7664億円(全国)、3兆5016億円(広島県)
建物更生共済 142兆1790億円(全国)、3兆4033億円(広島県)
ホームページhttp://jakyosai-hiroshima.jp/