広島の元気を創る 中国新聞 LEADERS 倶楽部広島の元気を創る 中国新聞 LEADERS 倶楽部
2021年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

現場主義 お客さまに寄り添う


代表取締役社長 尾上 善則 (おのえ よしのり)

―国産大型電気ショベル第1号を売り出し90年の節目を迎えました。

 2020年は、神戸製鋼所が1930年に国産初の電気ショベルを発売して90年を迎え、私自身も6月に社長就任。節目の年でした。当社はいつの時代も、お客さまにとって真に価値ある製品・サービスの提供を心がけてきました。今後も、培ってきたチャレンジャー精神を忘れず、経営理念である「ユーザー現場主義」をさらに追求していきます。

―昨年はどんな年でしたか。

 新型コロナウイルスは、社会や経済、わたしたちの暮らしを大きく変えました。建設機械市場は、海外を中心に需要減となりましたが、いち早く回復した中国市場をはじめ、国や地域ごとのニーズにマッチした製品を提供する体制の構築を進めています。マザー工場である五日市工場(広島市佐伯区)では生産能力増強工事が完了しました。レイアウト変更やITを活用したスマートファクトリー化を推進、年産8900台から1万500台へと増強しました。人手不足や働き方改革でICT(情報通信技術)施工への関心が一気に高まっています。トータルソリューション「ホルナビ」を提供し、生産性・安全性向上をサポートしていきます。日本マイクロソフトと協業する建設現場のテレワークシステム「K-DIVE CONCEPT」の実現を目指し、研究や開発、実証実験も進めています。

―今年は何に取り組みますか。

 次期中期経営計画がスタートします。25年までの5カ年計画ですが、10年後の姿も見据え策定中です。ICTの推進にも重きをおき、お客さまとのつながりをさらに強化する仕組みづくりやソリューションの拡充を推進します。社内では、ワークスタイル変革を進めています。効率化で創出した時間は、付加価値の高い新たな取り組みやワークライフバランスの充実に活用しています。

―広島や地域への思いは。

 街づくりや災害対策など建設機械は暮らしと深く関わる存在です。地域で広く認知してもらえるよう、昨年、広島電鉄の車両ラッピング広告を始めました。「はつかいち縦断みやじま国際パワートライアスロン」には当社トライアスロン部も参加しています。これまで協賛しており、今後も応援したいと思っています。


新型ショベルSK75SR-7
概要
社名コベルコ建機株式会社
本社■東京本社
〒141-0001
東京都品川区北品川5丁目5-15 大崎ブライトコア5階
Tel 03(5789)2111(代表)
■広島本社
〒731-5161
広島市佐伯区五日市港2丁目2-1
Tel 082(943)5321(代表)
創立1999年10月1日
事業内容建設機械、運搬機械の開発、製造、販売並びにサービス
資本金160億円
売上高3608億円(2019年度連結)
従業員数1994人(グループトータル7925人)【2020年3月末時点】
事業所(工場)広島事業所、大久保事業所、大垣事業所
関係会社コベルコ建機日本(株)、コベルコ建機エンジニアリング(株)、コベルコ建機インターナショナルトレーディング(株)、コベルコ教習所(株)、(株)ササイナカムラ、トーヨースギウエ(株)、(株)ワイズヨシハラ
ホームページhttps://www.kobelcocm-global.com/jp/

企画・制作/中国新聞社地域ビジネス局
※2021年中国新聞元旦号に掲載したものです。