中国新聞LEADERS倶楽部
2019年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

石窯パンで毎日の食卓豊かに

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代表取締役
社長執行役員
坂本 和久 (さかもと かずひさ)

―人気の石窯パンシリーズをリニューアルしました。

2005年に欧州の伝統的なパンのおいしさを追求した石窯パンを発売して13年がたちました。現在は広島工場(広島市安芸区)をはじめ4工場で作っています。

昨年9月のリニューアルでは、素材や製法を見直し、一番の特長である「外はカリッと、中はもっちり」とした食感をさらに高めました。小麦本来のおいしさをより味わえるよう、小麦粉は専用の粉を製粉メーカーと共同開発。製造工程も変更し、生地により多くの水分を含ませることで、しっとりとした食感を実現しました。

―パンの食べ方の提案にも力を入れています。

スーパー店頭での試食販売や工場見学などを通して、パンに合う料理のレシピも含めて、おいしい食べ方を提案しています。試食販売では、ワインやチーズ、ハム、洋総菜などと組み合わせることで、食卓の幅が広がることをもっとアピールしていきたいですね。クリスマスなど季節ごとのイベントに合わせた食卓の提案も充実させていきます。

―近年、健康志向が高まっています。

石窯パンは、乳化剤、イーストフード、ショートニング、マーガリンを使用していません。「素材そのものの自然なおいしさを楽しんでほしい」との思いからです。人生をいきいきと楽しむために健康でい続けたい、おいしくて少しでも体にいいものを選びたいというお客さまの気持ちに、これからも応えていきます。

―昨年4月に社長に就任されました。今後の抱負を。

単身世帯の増加や少子高齢化が進む中、食生活も変わりつつあります。朝食に限らず、夕食にも気軽にパンを取り入れてもらえるような提案に力を注ぎます。

また、17年から販売している家庭用焼成冷凍パンの販売を強化します。焼き立ての石窯パンを急速冷凍し、おいしさを閉じ込めた商品です。冷凍保管することで、お好きな時に必要な量だけ、焼き立てに近いおいしさをお楽しみいただけます。また、食品ロスを低減できるこれからを見据えたパンでもあります。今年もお客さまの暮らしに役立つおいしいパンをお届けします。

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リニューアルした石窯パンシリーズ
概要
社名株式会社タカキベーカリー
本社所在地〒739-0323
広島市安芸区中野東3-7-1
Tel 082(893)2291
創業1948年8月
事業内容パン・洋菓子の製造、卸販売
資本金6000万円
社員数864人(2018年4月現在)
支社・支店・工場日本国内に9工場、営業所15拠点
関連会社TAKAKI BAKERY HONG KONG LIMITED(香港)
PT.TAKAKI INDOROTI PRIMA(インドネシア)
ホームページhttps://www.takaki-bakery.co.jp/