中国新聞LEADERS倶楽部
2019年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

変革を推進 さらなる成長期す

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代表取締役社長 迫谷 章 (さこたに あきら)

―昨年6月、社長に就任しました。

就任後、まず社員に伝えたのは「変革と成長を遂げる」という社のテーマへの思いです。設備工事業界の競争が激しくなる中、市場の変化に柔軟に対応し、変わっていかなければ、企業としての成長はありません。正しい情報を共有しながら、スピード感を持って仕事に取り組んでいきます。同時に業務改革や働き方改革も進めていきます。

7月には西日本豪雨がありました。復旧作業にあたっている事業所や現場などに赴き、目の当たりにしたのは、1日も早い復旧を目指し懸命に働く社員の姿でした。このときにあらためて感じた「現場力」を、さらに強化していきたいと決意を新たにしています。

―本年度、中期経営計画を策定しました。

2020年度に連結売上高1650億円、連結営業利益100億円の目標を掲げています。国内では東京や大阪を中心とした大都市圏での営業体制を強化し、現在約240人いる両圏域の従業員を増やしていく予定です。基盤である中国地方をしっかり守りながら、人員を大都市圏にシフトさせて成長を図ります。併せて国内外での企業の合併・買収(M&A)や企業同士の連携なども検討していきます。

―海外事業にも積極的です。

海外事業の拡大は、中期経営計画の目標達成のためにも非常に重要です。10年にマレーシアに子会社「中電工マレーシア」を設立。17年にシンガポールの電気工事会社「RYBエンジニアリング」を子会社化しました。高度な技術が要求されるデータセンターの工事を手掛けるなど、技術力に定評があります。この二つの会社が連携することで生まれる相乗効果を活用し、シンガポールとマレーシアを中心とした海外事業の拡大に力を注ぎます。

―人材育成に力を入れています。

30歳までの若い社員が全社員の約3割を占めており、優秀な人材の確保に努めることに加え、職場内訓練(OJT)や資格取得のサポートなどを通して、若い社員の成長を支え会社の成長につなげていきます。

今年も「変革と成長を遂げる」というテーマを掲げて、堅実に歩みを進め、24年に迎える創立80周年につなげていきたいと考えています。

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新入社員研修の様子
概要
社名株式会社中電工
所在地〒730-0855
広島市中区小網町6-12
Tel 082(291)7411(代表)
設立1944年9月
事業内容屋内電気工事・空調管工事・情報通信工事・配電線工事・発送変電工事の設計施工、工場・ビル設備のリニューアルなど
資本金34億8190万円
売上高連結:1483億円(2018年3月期)
個別:1318億円(2018年3月期)
従業員数3534人(2018年11月1日現在)
事業場広島・岡山・山口・島根・鳥取統括支社、東京・大阪本部、九州支社、電力建設所
関連会社三親電材(株)、中工開発(株)、(株)イーペック広島ほか12社
ホームページhttp://www.chudenko.co.jp