中国新聞LEADERS倶楽部
2019年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

試合中継や報道に一層まい進

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代表取締役社長 箕輪 幸人 (みのわ ゆきと)

―広島東洋カープの試合中継が高視聴率を記録しました。

カープがセ・リーグ優勝を決めた昨年9月26日の試合は、平均視聴率54.0%という驚異的な数字を記録しました。前日の放送も50.6%と、連続で50%を超えました。カープ戦のレギュラーシーズンの中継は、広島の放送局で最多の27本。年間を通じた取り組みのたまものだと喜んでいます。退団したエルドレッド選手に密着した11月の番組も話題になりました。

―昨年は西日本豪雨の報道に力を注ぎました。

放送局としての使命を果たすため、昼夜にわたり全社を挙げて対応しました。全国の系列局から延べ335人に上るサポートもあり、力になりました。月〜金曜の午後4時47分からの「TSSプライムニュース」に加え、特別番組4本を7、8月に放送。月〜金曜の午前9時50分からの情報番組「ひろしま満点ママ」は3週間にわたって大部分を災害報道に充てました。さらに、緊急情報などを知らせる「L字画面」を発生から1カ月、継続しました。現在も取材を続け状況を伝えています。

―新社屋を整備します。

災害時に命を守る情報をしっかり届けられるよう防災機能を高めた鉄骨免震構造6階建て延べ約8千平方メートルの新社屋を、本社敷地内に建設します。放送設備と非常用の発電機を上層階に配置して、3メートル浸水しても放送を続けられます。スタジオは広さを1.5倍に広げ、別に報道専用も設けます。2020年6月の竣工(しゅんこう)に向け、今年2月に着工します。

―動画サイトも好調です。

動画配信のポータルサイト「ポケットTSS」を昨年4月に開設しました。カープの2軍選手の素顔を伝えるネット配信用動画「カープファームチャンネル」や、アイドルグループの旅をテーマにした「STU48の行ってきまSU!」など、幅広いユーザーに向けて発信し、広島県外からも多くのアクセスがあります。地上波とネット、それぞれの面白さを連動するなどして番組と動画を回遊してもらえるように展開しています。

今年はカープをはじめ、バレーボールのワールドカップ広島大会の中継にも力を入れます。広島県民の期待に応え、愛されるテレビ局を目指し、さらに取り組みを加速します。

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新社屋完成イメージ
概要
社名株式会社テレビ新広島
所在地〒734-8585
広島市南区出汐2丁目3-19
Tel 082(255)1111(代)
設立1974年8月(開局は1975年10月)
事業内容民間テレビ放送業
資本金10億円
売上高89億3200万円(2018年3月期)
従業員数120人(2018年11月現在)
支社・支局支社(東京、大阪、福山)
報道海外駐在(米・ニューヨーク)
支局(呉、三次、岩国)
関連会社(株)TSSプロダクション、(株)TSSソフトウェア、(株)TSS開発
ホームページhttp://www.tss-tv.co.jp