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2021年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

多様なコンテンツ制作集団へ


代表取締役社長 宮迫 良己 (みやさこ よしみ)

―昨年はコロナ禍で仕事の進め方を再検討しました。

 新型コロナへの対応を通して番組の作り方やスタッフの規模、イベントの在り方など各方面で力を付けた年でした。社員・スタッフの安全のため、制作は2班体制に変更。テレワークに関しては、当初から4月開始で準備していたためスムーズに対応できました。「カープファン感謝デー」は通常のテレビ放送に加え、動画配信サービス「RCC PLAY!」とカープ公式アプリ「カーチカチ!」で特別企画を配信。恒例の「第九ひろしま」もオンライン演奏会という形態で開催できました。

―制作番組が全国的に高い評価を得ています。

 昨秋放送のバラエティー「3人たどって千鳥にタッチ」が、無料配信サイト「TVer(ティーバー)」で全国番組に引けを取らない視聴回数を記録。ラジオもカープ中継や「ごぜん様さま」は、インターネットでラジオが聴ける「radiko(ラジコ)」を使って、県外のリスナーにも楽しまれています。テレビやラジオだけでなくネット分野でもRCCブランドの向上に努めていきます。

―さらなる制作力向上が今後のキーワードです。

 今年の目標は、多様なコンテンツが制作できる集団への成長です。RCCには気象予報士の有資格者が4人おり、独自予報を発表できる「予報業務事業者」の認可を受けました。県民の安心安全のために、よりきめの細かい情報を発信していきます。また、4K対応の中継車を新規に導入予定。テレビのサブチャンネルを使ったマルチ編成にも挑戦するなど、ハード面の拡充も進めています。

―夕方の生情報番組「イマナマ!」から生まれたキャラクター「レモナルド・レモンチ」が人気です。

 新しいコンテンツの発信を目的に作られたレモンチは、ユニークな発想を持った若手社員たちから誕生。曲やダンスも完成し、今年は多方面で活躍します。また、平和報道や環境保全団体を支援する「ラブ・グリーン賞」に加え、SDGsの推進にも改めて取り組みます。今年は「DX(デジタルトランスフォーメーション)ワーキングチーム」を軸に業務と意識のデジタルシフトを進め、来年迎える開局70年の足場づくりの年にしていきます。


独自予報を出すRCC気象予報士とイマナマ!キャラクター「レモナルド・レモンチ」
概要
社名株式会社中国放送
本社所在地〒730-8504
広島市中区基町21-3
Tel 082(222)1112
設立1952年5月
事業内容放送業
資本金3億8250万円
売上高106億9200万円(2020年3月期)
従業員数180人(2020年9月現在)
支社・支局東京支社、大阪支社、福山放送局、呉支局、三次支局
関連会社(株)RCC文化センター、(株)RCCフロンティア、(株)eRCC、(株)オレンジシステム広島
ホームページhttps://rcc.jp

企画・制作/中国新聞社地域ビジネス局
※2021年中国新聞元旦号に掲載したものです。