中国新聞LEADERS倶楽部
2019年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

催しやネットとの連携を強化

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代表取締役社長 久保 雅史 (くぼ まさふみ)

―二つの番組が賞を受賞しました。

日本民間放送連盟賞の中国四国地区審査会番組部門ラジオ生ワイドで、「大窪シゲキの9ジラジ」が最優秀賞を受賞しました。番組部門ラジオエンターテインメントでも、近藤志保アナウンサーが案内した「遠くて近い国ポルトガル〜しほどんとFADOとサウダーデ〜」が最優秀賞を受賞しました。2部門同時受賞は、1982年の開局以来初めてのことです。リスナーにより一層喜んでいただける番組を作りたいと、社員のモチベーションも上がっています。

―「コンテンツ本部」新設の狙いは。

昨年3月、編成制作と事業広報の二つの部門を統括する「コンテンツ本部」を新設しました。番組制作と、それ以外のイベントやウェブ、ソーシャルメディア、広報をより密接に機能させていきたいと考えています。これまで以上に、イベントやインターネットと放送を組み合わせたコンテンツの提供に力を入れていきます。

―独自に作成する無料冊子が好評です。

昨年春に「食育ハンドブック」を約3万5千部発行し、広島県内全ての小学3年生に配りました。イラストをふんだんに使い、子どもたちが楽しく食育を学べます。また、毎年12月に発行する「HFMスケジュールノート」は、長年愛用してくれるリスナーが多く、根強い人気を誇っています。広島だけでなく、全国から問い合わせが入ります。今年は新たに防災関連のハンドブックの制作を進めています。

―ラジオの魅力をどのように伝えていきますか。

毎年のように災害が起こる昨今、改めて情報インフラとしてのラジオの存在感が増しています。昨年7月の西日本豪雨では、混乱の中、道路情報を求めるニーズにできる限り応え、当社のツイッターでも正確な情報の発信を心掛けました。リスナー個人がメールやソーシャルメディアなどで発信する情報を整理し、有益な情報として再発信できるのがラジオの強みです。より速く、より正確に事実を伝えるラジオ本来の役割を果たしながら、その魅力をアピールしていきます。

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ポルトガルで取材中の近藤アナウンサー(左)
概要
社名広島エフエム放送株式会社
本社所在地〒734-8511
広島市南区皆実町1丁目8-2
Tel 082(251)2200
設立1982年2月
事業内容超短波放送による基幹放送事業
資本金8000万円(資本準備金含めて5億円)
売上高8億1300万円(2018年3月期)
従業員数31人(2018年11月現在)
支社・支店東京支社
ホームページhttp://hfm.jp