中国新聞LEADERS倶楽部
2019年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

独創性あふれる味 幅広い層へ

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代表取締役社長 足利 恵一 (あしかが けいいち)

―「あじかん焙煎(ばいせん)ごぼう茶」が好調です。

BS、CSを中心にテレビCMを放送したほか、紙媒体や電子媒体での広告宣伝も積極的に展開。通信販売限定「あじかん焙煎ごぼう茶プレミアムブレンドごぼうのおかげ」の定期購入が増えるなど通信販売の売上が大幅に増加しています。また、店頭でも手軽に購入してもらおうと、ドラッグストアやスーパーマーケットの新規開拓も強化しました。

お客さまにごぼう茶の認知が広がった結果、ヘルスフード事業の売上高は前期比約1.8倍の32億円になり、年々着実に拡大しています。

―ベーカリー市場の開拓も進んでいます。

業務用食品の部門では、卵焼きやゴボウ加工品などの和食総菜をパンの具材として、使用いただけるようご提案したところ、パン店だけでなくホテルでの朝食にもご利用いただいています。

卵焼きを挟んだサンドイッチ、ごぼう茶の粉末を練り込んだパン生地など、バラエティーに富んだアイデアを提案しています。2015年から本格的にスーパーのベーカリー部門やパン店への営業を始め、3年間で約130社と契約できました。食に関わる全ての企業や店をお客さまととらえ、今後も商品の提案を続けていきます。

―つくば工場の稼働も順調です。

17年に新設した国内5カ所目の自社工場「つくば工場」(茨城県牛久市)には、より味わいに特化した卵焼きの新製造ライン、ゴボウを連続調理できるライン、ごぼう茶の原料を自動乾燥するラインを新技術として導入。全国トップクラスのシェアを誇る卵焼き製品の生産拡大や、きんぴらごぼうなどの業務用総菜の拡充を確実に進めています。

―今後の展望は。

卵焼き、かんぴょう、かに風味かまぼこといった巻きずしの中心となる具材を作っているのが当社です。巻きずしには地方色豊かな作り方や種類があり、日本の食文化の多彩さを反映しています。

今後もさらに、国内のみならず海外での巻きずし市場の拡大や普及の取り組みも強化します。また、卵焼きなどの既存の主力製品も大切にしつつ、ごぼう茶など新たな分野の製品開発にも挑戦していきます。

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当社が手掛ける卵焼きで作った巻きずしや総菜、
ごぼう茶「ごぼうのおかげ」
概要
社名株式会社あじかん
所在地〒733-8677
広島市西区商工センター7丁目3-9
Tel 082(277)7010
設立1965年3月(創業:1962年10月)
事業内容鶏卵加工製品・野菜加工製品・水産練製品・その他食品の製造、販売、および卸売、ならびに農産物の生産、販売
資本金11億225万円
売上高426億3125万円(2018年3月期)〔個別〕
従業員数1296人(うちパート588人)(2018年3月末現在)
支社・支店・工場工場5、営業所36、開発本部・ヘルスフード事業部1
関連会社(子会社)国内1、海外3
(持分法適用関連会社)海外1
ホームページhttp://www.ahjikan.co.jp/