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2021年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

人気のごぼう茶 味•製法に磨き


代表取締役社長 足利 恵一 (あしかが けいいち)

―機能性表示食品としてリニューアルしたごぼう茶を発売しました。

 全国のドラッグストアなどで販売する「国産焙煎(ばいせん)ごぼう茶28包」です。昨年、機能性表示食品としての表記が可能になりました。包装に「お通じを改善する機能がある」と記したほか、赤いカップのマークを付けました。これは、給食を入れる容器を表しており、国連の世界食糧計画(WFP)が取り組む学校給食支援事業「レッドカップキャンペーン」に参加している印です。売り上げの一部を寄付し、事業を応援します。

―新商品が続々と登場しました。

 「国産菊芋ごぼう茶」を昨年4月、発売しました。キクイモは、血糖値の上昇を抑える働きが期待されるイヌリンを豊富に含んでいます。10月には、「大人のごぼう茶ミルク」と、「あじかん国産生姜(しょうが)ごぼう茶 生姜のおかげ」が仲間入りし、ごぼう茶のラインアップは22種となりました。通信販売で定期購入されるお客さまは10万人に上ります。長く愛飲していただくためにはおいしさも欠かせません。素材や製法の研究を続け、さらに商品力に磨きをかけます。

―日本の伝統食である巻きずしの普及に力を入れています。

 事業の柱となる業務用食品の部門では、卵焼きやかんぴょうといった巻きずしの具材を作っています。昨年は、「健康を考えた巻寿司(ずし)」を開発しました。川崎医療福祉大(倉敷市)の監修の下、ご飯を減らして具材を増やし、卵焼きに栄養を加えるなどの工夫でバランスを整えました。このほか、会員制交流サイト(SNS)のインスタグラムを利用して、華やかで独創的な巻きずしを紹介しています。本来は年に4回ある節分の「夏節分」「秋節分」に合わせてキャンペーンも実施しました。巻きずしづくりの楽しさや魅力を子どもたちに伝えていきます。

―目指す企業像を教えてください。

 厳しい時代だからこそ、創業の精神「共存共栄」の継承が大切だと感じています。当社だけが成長すればよいのではなく、皆さまと一緒に喜びを分かちあえる企業を目指しています。国内のみならず、世界中の人々に「おいしさと健康」をお届けし、皆さまに元気で笑顔になっていただけるよう努力してまいります。


当社が手掛けた卵焼きで作った巻きずしやごぼう茶
概要
社名株式会社あじかん
所在地〒733-8677
広島市西区商工センター7丁目3-9
Tel 082(277)7010
設立1965年3月(創業:1962年10月)
事業内容鶏卵加工製品・野菜加工製品・水産練製品・その他食品の製造、販売、および卸売、農産物の生産、販売ならびに運輸業
資本金11億225万円
売上高436億9670万円(2020年3月期)〔個別〕
従業員数1433人(うちパート660人)(2020年3月末現在)〔個別〕
支社・支店・工場工場5、営業所36、開発本部・ヘルスフード事業部1
関連会社(子会社)国内2、海外3
(持分法適用関連会社)海外1
ホームページhttps://www.ahjikan.co.jp/

企画・制作/中国新聞社地域ビジネス局
※2021年中国新聞元旦号に掲載したものです。