中国新聞LEADERS倶楽部
2019年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

事業拡大 地域に笑顔と幸せを

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代表取締役社長
社長執行役員
松藤 研介 (まつふじ けんすけ)

―新たな経営ビジョンを策定されました。

ガス小売り全面自由化を受け、中国地区においてもこれまでのエネルギー事業者間の競争に加え、自由化を契機とした一層の競争激化の動きが顕在化しています。こうした市場環境の下、当社グループがお客さまから選択され、持続的に発展していくために、広島ガスグループ2030年ビジョンを策定し、昨年10月に公表しました。

「地域社会から信頼される会社をめざす」という経営理念のもと、地域の皆さまと共に発展していく企業グループになるという思いを、ビジョンスローガン「幸せにつながる感動発信」に込めました。ビジョンの使命である「すべてのステークホルダーの皆さまの『笑顔』と『幸せ』につながる未来を創造していく」ために一丸となって取り組んでいきます。

―取り組みの軸となるのは。

柱の一つとして総合エネルギー事業のさらなる拡大を掲げています。本業である都市ガスにLPガスを加えたガス体エネルギーの普及拡大はもとより、その他事業にも力を入れます。再生可能エネルギーの普及拡大に向けた新たな事業展開の一つとして、昨年12月には、中国電力との共同出資会社である「海田バイオマスパワー」が、21年3月運転開始に向けてバイオマス混焼発電所の建設を始めました。今後も、電力事業をはじめとした新たな付加価値を持ったエネルギー供給事業についても検討を進めていきます。

―どうサービスの充実を図りますか。

「このまち思いエネルギー。」をコンセプトに顧客ニーズに沿った柔軟な料金メニューの検討を続けています。昨年12月からは、期間限定の「ガスファンヒーターはじめて割」を実施しています。着実に設置台数を伸ばしている家庭用燃料電池「エネファーム」についても一部の機種で今年4月から余剰電力買い取りサービスの提供を開始します。

―今年の抱負は。

当社は今年創立110周年を迎えます。これまで築き上げてきたお客さまとの絆と信頼関係を最大限生かしながら、「このまち思い」な企業として、引き続き地域と共に発展していきたいと考えます。

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防災センタービル
概要
社名広島ガス株式会社
本社所在地〒734-8555
広島市南区皆実町2丁目7-1
Tel 082(251)2151(代表)
創立1909年10月
事業内容ガス事業、ガス器具の販売、液化天然ガスの販売
資本金51億8100万円
売上高連結 737億1700万円(2018年3月期)
単体 554億3900万円(2018年3月期)
従業員数669人(2018年3月末現在)
支店・工場等呉支店、尾道支店、可部事業所、熊野事業所、三原営業所、廿日市工場、備後工場、技術研究所
関連会社広島ガスプロパン(株)、広島ガステクノ・サービス(株)、広島ガスメイト(株)、広島ガスライフ(株)、(株)ラネット、(株)ビー・スマイル、瀬戸内パイプライン(株)、HG LNG SHIPPING CORPORATION
ホームページhttp://www.hiroshima-gas.co.jp/