中国新聞LEADERS倶楽部
2019年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

「夢」を与え続けられる企業に

photo
代表取締役頭取 部谷 俊雄 (へや としお)

―昨年、140周年を迎えました。

創業140周年という節目を迎え、地域の皆さまに支えられてきたことに感謝しております。次なる10年も、お客さまや株主、従事者など全てのステークホルダーに「夢」を与え続けることができる企業でありたいと思っています。「対話」を大切にし、お客さまのニーズに基づいたマーケットインの発想で地域社会と深く関わっていきたいと考えています。

―注力されている業務は。

取引先の事業内容や成長の可能性を適切に評価する「事業性評価」に基づいたコンサルティング営業に取り組んでいます。そのためには経営者の懐に入り込み、本音やニーズをどこまで深堀りできるかが大切です。例えば後継者不在に悩む取引先には、企業の合併・買収(M&A)の提案や支援をするなど、お客さまの課題解決に資する情報と最適なソリューションの提供を心掛けています。昨年8月には中国地方の金融機関として初めて東京証券取引所と連携協定を結び、企業の上場支援に当たるなど、創業期から成長期、継承期など取引先のそれぞれのステージに応じた支援を行っています。

―人生100年時代への対応は。

少子高齢化が進む中、預貯金や不動産など個人資産の次世代への円滑な引き継ぎを支援しようと昨年4月に、遺言信託の銀行本体での取り扱いを始めました。遺言書の作成から相続発生後の遺言執行までトータルに行い、資産承継や相続対策のニーズに応えています。また資産形成の支援として、子会社であるひろぎん証券(広島市中区)との銀証連携を強化。昨年末の時点で共同店舗を14店まで増やし、ワンストップで対応できる体制を整えています。

―地域支援にも積極的ですね。

西日本豪雨で被災されたお客さまには、それぞれのお困りごとにきめ細かく対応し、最適な方法で支援していきます。その手段の一つとして昨年10月末に、当行を含む被災3県の地方銀行などが出資し、事業者向けの復興支援ファンドを立ち上げました。地方銀行は地域の皆さまあっての銀行です。一日も早い復興を支援し、地域の活性化に貢献することが存在意義だと考えています。これからも、地域社会との強い信頼関係で結ばれた、頼りがいのある「ひろぎんグループ」を構築していきます。

photo
新本店ビルのイメージ(2021年完成予定)
概要
社名株式会社広島銀行
本店所在地〒732-0804
広島市南区西蟹屋1丁目1-7 (仮店舗)
Tel 082(247)5151(代表)
創業1878年11月
事業内容銀行業
資本金545億7378万円
経常収益1224億3798万円(2018年3月期)
従業員数3500人(2018年9月末現在)
店舗数国内本支店151(うち振込専用支店1、インターネット支店1)、出張所16計167カ店
このほか上海、バンコック、シンガポール駐在員事務所(2018年9月末現在)
子会社・関連会社<子会社:10社>
ひろぎん証券(株)、しまなみ債権回収(株)、ひろぎんリートマネジメント(株)、ひろぎんカードサービス(株)、ひろぎん保証(株)、ひろぎんビジネスサービス(株)、ひろぎんウェルスマネジメント(株)、エイチビー・アセット・ファンディング・コーポレーション、ブルーインベストメント投資事業有限責任組合、しまなみ価値創造投資事業有限責任組合
<関連会社:1社>
ひろぎんリース(株)
(2018年9月末現在)
ホームページhttps://www.hirogin.co.jp/