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2021年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

飲食や福祉 「生活提案」多彩に


代表 今井 誠則 (いまい まさのり)

―事業内容を教えてください。

 1949年に広島市内で高級和食店を営む「有限会社広島別荘」の登記でスタートしました。事業の多角化を進め、ひろしま国際ホテル(広島市中区)などを運営するホテル事業、お好み焼き店「徳川」をはじめとする料飲事業、「エコール」の名で知られる福祉器具のレンタルや販売、訪問介護などの福祉事業、リースキンによるダストコントロール事業、さらに冠婚葬祭事業、不動産事業などを展開。グループ10社で14事業に携わる「総合生活提案企業」として歩んでいます。

―本社新社屋が昨年できました。

 中区田中町で運営していたボウリング場「ボウル国際」の跡地に4階建ての自社ビルを新設しました。1階に東洋観光、今井観光、徳川の3社の本社を集約。仕切りのないオープンなスペースを設け、3社の社員が自由に意見交換できる環境を整えた点が特徴です。互いのノウハウを生かした店舗やメニューの開発など、連携強化を図っています。

―社会貢献にも積極的です。

 2006年から広島県北広島町で、食品残渣(ざんさ)を堆肥にするエコファクトリーを経営。徳川で提供するキャベツを、その堆肥を使って株式会社ベジタ(庄原市)さんに作っていただいています。食のリサイクルで地産地消を実現しています。さらに、地域活性化を応援しようと広島サンプラザ(西区)や国民宿舎の「湯来ロッジ」(佐伯区)と「みやじま杜(もり)の宿」(廿日市市)の指定管理を受託。佐伯区湯来町では、観光協会やNPO法人と協働し、観光メニューの開発のお手伝いもしています。

―今後の展開は。

 コロナ禍に対応した、宅配サービスを拡充させます。芸州や中華トンフォン、徳川などの料理のほか、エコールの介護用品やリースキンの消毒液など、まとめて届けるワンチームでのデリバリーに注力します。また、グループの総合力をこれまで以上に発揮できるよう、今秋をめどに持ち株会社へ移行する予定です。中でも高齢化を背景に成長を続ける介護事業を重視しており、中国への進出を検討中です。このほか、ひろしま国際ホテルのある立町では、周辺の商業施設と一体になった再開発の話が出ています。新たなにぎわいづくりにも協力したいですね。


立体駐車場「国際PARK」と一体化した新社屋
概要
社名東洋観光グループ
本社所在地〒730-0026
広島市中区田中町2-10
Tel 082(546)2020
設立1949年3月
事業内容ホテル事業・徳川事業・料飲事業・リネンサプライ事業・介護事業・リースキン事業・葬祭事業・冠婚葬祭互助会事業・エコ事業・太陽光事業・不動産事業・パーク事業・人材派遣事業
従業員数2450人(2020年10月現在)
関連会社東洋観光(株)・(株)徳川・今井観光(株)・日本基準寝具(株)・西日本リネンサプライ(株)・広島セレモニー(株)・東光開発(株)・㈲アイロジクス・トーカン協同組合・(株)キャッツ・ハンズ
ホームページhttp://www.toyokanko-g.co.jp

企画・制作/中国新聞社地域ビジネス局
※2021年中国新聞元旦号に掲載したものです。