広島の元気を創る 中国新聞 LEADERS 倶楽部広島の元気を創る 中国新聞 LEADERS 倶楽部
2021年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

総合サービスで地場産業支援


代表取締役社長 部谷 俊雄 (へや としお)

―昨年10月、持ち株会社体制に移行しました。

 金融や非金融分野も含めて、あらゆる課題の解決に徹底的に取り組む「地域総合サービスグループ」を目指し、持ち株会社体制へ移行しました。傘下に広島銀行をはじめ、証券、債権回収、投資専門会社、リースの計5社を横並びに配置。人口減や低金利が続く中、従来の業務にとらわれない銀行の枠組みを超えたサービスの提供を通じて、広島、岡山、山口、愛媛の地元4県で多様化・複雑化・高度化するお客さまのニーズにお応えしていきます。

―当面の目標は。

 2024年3月までの新中期経営計画で20年3月期に242億円だった純利益を270億円超にする目標を掲げました。銀行の法人・個人のお客さまに対するコンサルティング機能と、その他のグループ各社のソリューション機能を成長ドライバーとして、グループのさらなる持続的成長につなげていきたいと考えております。

―具体的にはどんな取り組みを進めていますか。

 コロナ禍で景気が後退する中、緊急融資などの金融支援に力を入れるだけでなく、長期的な視野に立った経営支援や事業再生が不可欠と考えます。その一環として昨年、投資専門のグループ会社のファンドを通じて、訪日外国人客が減少した宮島(廿日市市)の老舗旅館に出資。アフターコロナを見据えた未来志向の成長戦略の実現に向けて注力しています。このほか、広島県内の企業と全国のスタートアップ企業を結び付け、新事業を創出する県などとの共同プロジェクト「広島オープンアクセラレーター」を展開。お客さまと共に汗をかき、伴走型を超える支援で地域を支えていきます。

―今後の展開を教えてください。

 今月4日、地元企業のIT支援に取り組む会社を傘下に加えます。また、コンサルティング会社の設立も検討しており、さらなる業務軸の拡大を図っていきます。5月には広島銀行本店(広島市中区)がいよいよ新装オープンします。1階にはカフェや物販を設置予定です。当社のブランドスローガンは「未来を、ひろげる。」。各社の連携を強化しながら、お客さまや地域の未来の可能性を広げるお手伝いをしていきます。


概要
社名株式会社ひろぎんホールディングス
本店所在地〒732-0804
広島市南区西蟹屋1丁目1-7
Tel 082(245)5151
設立2020年10月1日
事業内容銀行その他銀行法により子会社とすることができる会社の経営管理及びこれに付帯関連する一切の業務
資本金600億円
従業員数3750人(2020年10月1日現在、グループ全体)
グループ会社(株)広島銀行
ひろぎん証券(株)
しまなみ債権回収(株)
ひろぎんキャピタルパートナーズ(株)
ひろぎんリース(株)
ひろぎんリートマネジメント(株)
ひろぎんカードサービス(株)
ひろぎん保証(株)
ひろぎんビジネスサービス(株)
ホームページhttps://www.hirogin-hd.co.jp/

企画・制作/中国新聞社地域ビジネス局
※2021年中国新聞元旦号に掲載したものです。