広島の元気を創る 中国新聞 LEADERS 倶楽部広島の元気を創る 中国新聞 LEADERS 倶楽部
2021年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

低炭素•脱炭素へ積極取り組み


代表取締役社長
社長執行役員
松藤 研介 (まつふじ けんすけ)

―脱炭素化に向けた取り組みは。

 脱炭素化は、われわれ都市ガス業界にとっても重要なテーマと認識しています。天然ガスや分散型エネルギーシステムの普及拡大による足元の低炭素化と、技術革新による将来の脱炭素化に向けて、積極的に取り組んでいく必要があります。
 これまでも都市ガス原料の天然ガス化や再生可能エネルギーの普及拡大を通じて二酸化炭素の削減に取り組んでまいりました。昨年の夏から秋にかけて、里山再生や小水力発電など新たな環境、地域貢献事業を始めています。今年3月には、広島県海田町でバイオマス混焼発電所の営業運転を始める予定です。環境に配慮したバイオマス資源を積極的に活用しながら低炭素化に貢献します。

―環境、社会、企業統治を重視するESG経営を推進しています。

 昨年10月に「広島ガスグループこのまち思い SDGs実行宣言」をしました。経営ビジョンである「2030ビジョン」と同じく2030年をゴールとするSDGs(持続可能な開発目標)の達成を当社グループの共通の目標とし、その達成に向けてESG経営に取り組みます。
 具体的には昨年7月、子ども食堂「このまち思い えがお食堂」を広島市中区にオープンさせました。未来を担う子どもたちの健やかな心身の育成を支援し、このまちの明るい未来づくりを実現していきたいと考えています。

―コロナ禍の対応は。

 毎秋のメインイベント「ガス展」をやむなく中止にし、代わりにウェブを活用した「このまち思いセール2020」を展開しました。従来の営業では接点を持ちづらいお客さまに対してアプローチができたと、一定の手応えを感じています。新型コロナの影響を受けた飲食店への支援を目的に「このまち思いエールプロジェクト」を昨年8月から実施しました。会員制交流サイト(SNS)を活用したフォトキャンペーンでは、広島県内の飲食店にまつわる約3千件の投稿をいただきました。

―今年の抱負は。

 これまで築き上げてきたお客さまとの絆と信頼関係を最大限生かしながら、これからも「このまち思い」という信念を軸に、「人」と「くらし」に寄り添った活動を展開してまいります。


「広島ガスグループこのまち思い SDGs実行宣言」のポスター
概要
社名広島ガス株式会社
本社所在地〒734-8555
広島市南区皆実町2丁目7-1
Tel 082(251)2151(代表)
創立1909年10月
事業内容ガス事業、ガス器具の販売、液化天然ガスの販売
資本金52億300万円
売上高連結 822億6800万円(2020年3月期)
単体 633億5800万円(2020年3月期)
従業員数672人(2020年3月末現在)
支店・工場等呉支店、尾道支店、可部基地、熊野基地、廿日市工場、備後工場、技術研究所
関連会社広島ガスプロパン(株)、広島ガステクノ・サービス(株)、広島ガスメイト(株)、広島ガスライフ(株)、(株)ビー・スマイル、瀬戸内パイプライン(株)、HG LNG SHIPPING CORPORATION
ホームページhttps://www.hiroshima-gas.co.jp/

企画・制作/中国新聞社地域ビジネス局
※2021年中国新聞元旦号に掲載したものです。