中国新聞LEADERS倶楽部
2019年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

楽しさと感動届ける自主番組

photo
代表取締役社長 三吉 吉三 (みよしきちそう)

―自主制作番組がファンを増やしています。

夕方の情報番組「みみよりライブ5up!」(平日午後4時45分〜)を昨春、スタートさせました。身近でお得な情報を娯楽性も交えながら、楽しく伝えています。家事や仕事をしながらでも内容がよく伝わるように、テロップを大きく表示するなどの工夫も重ねています。また、昨年は広島東洋カープの秘話を紹介する人気番組「鯉(こい)のはなシアター」(月1回、月曜午後7時〜)を、吉本興業(大阪市)との共同製作でドラマ化。広島県内の映画館で上演すると人気を呼び、11月の「広島国際映画祭2018」でヒロシマ平和映画賞を受賞しました。12月には東京や大阪でも公開されました。

―多彩なイベントなどで街を盛り上げています。

瀬戸内の観光地や文化、グルメなどを紹介した「せとうち 旅グセ。フェスタ」を広島市中区で昨年3月、初めて開催。2日間で4万9千人を集めました。好評だったため、今春はさらに規模を拡大し、内容も充実させます。

街全体がイベント会場になるようなプロジェクションマッピング事業の展開にも力を入れています。商業施設のジ・アウトレット広島(佐伯区)に設置された路面電車3両を季節に合った映像で彩り、人気スポットになっています。地域や企業とも連携し、広島市内中心部でも、投影場所を増やしていく予定です。

―女性管理職の登用に熱心です。

昨年10月の人事異動で、テレビ局の肝である営業と番組制作のトップに、女性を起用しました。結婚や子育てなども経験した女性の感性や視点を最大限に生かし、社内を活性化します。社員のワークライフバランスも実現しようと、連続5日と3日の休暇を制度化。取得者には手当を支給しています。

―昨年6月就任の新社長として、放送局をどうかじ取りしますか。

地方を活性化するためには、地域で生み出した資金を地域で使う「お金の地産地消」が不可欠です。その手助けをするためにも、伝統行事や産業など古里の魅力を掘り起こし、視聴者に伝えるのが、地元メディアの使命。ネット配信も視野に入れた質の高いコンテンツ制作で、地域を元気にしていきたいものです。

photo
みみよりライブ5up!(ごーあっぷ)
概要
社名株式会社広島ホームテレビ
本社所在地〒730-8552
広島市中区白島北町19-2
Tel 082(221)7111(代)
設立1969年12月(開局1970年12月)
事業内容基幹放送事業・放送番組の制作ならびに販売
(主な自社制作番組:「みみよりライブ5up!」「ひろしま深掘りライブフロントドア」「恋とか愛とか(仮)」「鯉のはなシアター」ほか)
資本金5億円
売上高89億円(2018年3月期)
従業員数119人(2018年3月現在)
支社・支局東京支社、大阪支社、福山支社、福岡支社、呉支局、三次支局
関連会社(株)ホームテレビエム・エス、ホームテレビ映像(株)、(株)asovo
ホームページhttp://www.home-tv.co.jp