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2021年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

新学部始動 運動•健康の拠点に


学長 焼廣 益秀 (やけひろ ますひで)

―二つの学部を新設しました。

 健康スポーツ学部と健康科学部を昨春開設しました。健康スポーツ学部はスポーツや運動指導で健康づくりに貢献する人材を育成。健康科学部は健康増進に貢献する人材育成に向け、心理、医療栄養、医療経営、医療福祉の4学部を統合しました。
 東広島キャンパス(東広島市)では運動や健康の拠点「アクティブ・ウェルネス・センター」を新設。施設内に地域住民の健康相談に応じる「しあわせ健康センター」を併設しました。
 呉キャンパス(呉市)では3号館を2019年3月に新設し、グループや個別の学びに対応した環境を整備。新しい施設を生かした活動は徐々に本格化しています。

―新しい学部の特色は何ですか。

 所属する学科以外の授業を受講できる「横断プログラム」を導入しました。社会では、目標となる進路の専門性を磨くだけでなく、広い視野も求められます。他学科の領域を学ぶことによって、活躍の場を広げられるようにしました。
 例えば、福祉職を目指す医療福祉学科の学生がビジネスを学べば、福祉施設の経営まで任せられる人材の育成につながります。

―地域との連携を大切にしています。

 東広島市とタッグを組み、要介護の手前とされるフレイル(加齢に伴う身体機能の低下)予防のプロジェクトを2021年度から本格化させます。本学のしあわせ健康センターで高齢者からの相談を受け、改善プログラムを作って指導します。フレイルの兆しがある住民に気付いて要介護状態を防ぐ「フレイルサポーター」の養成などにも取り組みます。
 呉市では、医療栄養学科の学生が市内の企業と「高齢者のフレイル予防」をテーマとした食事メニューを共同開発。メキシコ料理の煮込みスープなどのセットで栄養不足の解消に配慮しました。この企業が運営する健康カフェで昨年6月に料理が提供され、好評を博しました。

―どのような学生を育てていきますか。

 健康寿命の延伸が求められる将来に向け、人とのつながりが生み出す元気にも目を向けられる学生の育成を目指します。さまざまな人と接して多様な考えを知り、多くの経験を重ねてほしいと考えています。


アクティブ・ウェルネス・センターの外観
概要
大学名広島国際大学
所在地〒739-2695
東広島市黒瀬学園台555-36
Tel 0823(70)4503(学長室)
設立1998年4月
大学院・専攻科看護学研究科、医療・福祉科学研究科、心理科学研究科、薬学研究科、助産学専攻科
学部・学科保健医療学部/診療放射線学科、医療技術学科、救急救命学科
総合リハビリテーション学部/リハビリテーション学科
健康スポーツ学部/健康スポーツ学科
健康科学部/心理学科、医療栄養学科、医療経営学科、医療福祉学科
看護学部/看護学科
薬学部/薬学科
取得できる資格診療放射線技師、臨床工学技士、臨床検査技師、救急救命士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、義肢装具士、中・高等学校教諭一種免許状(保健体育)、NSCA-CSCS・CPT、健康運動指導士、社会教育士、管理栄養士、診療情報管理士、社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士、保育士、高等学校教諭一種免許状(福祉)、看護師、保健師、薬剤師、公認心理師、臨床心理士、助産師
ホームページhttps://www.hirokoku-u.ac.jp/

企画・制作/中国新聞社地域ビジネス局
※2021年中国新聞元旦号に掲載したものです。