広島の元気を創る 中国新聞 LEADERS 倶楽部広島の元気を創る 中国新聞 LEADERS 倶楽部
2021年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

資産形成 人生設計をお手伝い


代表理事 理事長 船倉 克治 (ふなくら かつじ)

―農業者への緊急支援を実施しています。

 新型コロナウイルス感染拡大で農産物の需要が低下し、価格に影響が出ています。地域農業を支える金融機関として、農業者などへの資金対応はもとより、融資金利の負担を軽減するための利子補給や、保証料の全額助成をしています。コロナ禍の長期化も予想される中、引き続き、広島県内の全13JAと一体となって支援していきます。

―デジタル対応を強化しています。

 2019年にリリースした、スマートフォンで残高や入出金明細照会ができる「JAバンクアプリ」の利用が増えてきています。ネットバンキングの「JAネットバンク」は、より簡単に使ってもらえるよう、今年2月から利用登録の手続きを簡素化します。
 キャッシュレス決済の利用も拡大しています。県内対象の産直市でJAカードを利用すると、請求時に5%割り引く施策が好評です。コロナ禍での生活の変化から、食への関心が高まり、産直市の売り上げはアップしています。安心・安全なJAブランドの農産物を味わってもらいたい。

―ニーズの変化への対応策は。

 地域農業の担い手へのコンサルティングや農業経営への支援として、会計や税務、農産物販売戦略をテーマとした農業経営者セミナーを毎年12月に開催。経営に必要な基礎知識や最新情報を発信するウェブサイト「アグリウェブ」も好評です。農業地域の高齢化や人口減少が進む中、地域の生活のインフラ機能の提供にとどまらず、非金融事業も含めた農業振興や地域活性化にも力を注いでいます。

―就任から6カ月。今後、どう取り組みますか。

 4月から、3カ年計画「JAバンク中期戦略」の最終年度に入ります。人生100年時代における資産づくりの相談に対し、貯金商品だけでなく、個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」や相続相談、共済などの幅広いラインアップを強みに、一人一人の夢の実現に向けたライフプランのパートナーを目指します。また、自らが提供できる価値を突き詰め、農業者や地域からより一層、必要とされるよう取り組みを強化します。


キャラクター「よりぞう」
概要
組合名広島県信用農業協同組合連合会
所在地〒730-0051
広島市中区大手町4丁目6-1
Tel 082(248)9505
設立1948年7月
事業内容・JAサポート
・貯金、為替、各種サービス
・融資
・有価証券運用
・代理業務  他
出資金802億円
経常収益253億3005万円(2020年3月期)
職員数161人(2020年3月現在)
関連会社(株)広島県農協情報センター
ホームページhttps://www.jabankhiroshima.or.jp/

企画・制作/中国新聞社地域ビジネス局
※2021年中国新聞元旦号に掲載したものです。