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2021年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

エキキタ5G化 デジタルに力


代表取締役社長 佐野 讓顯 (さの よしあき)

―「エキキタ」エリアの第5世代(5G)化がいち早く実現しました。

 エキキタと呼ばれる二葉の里地区(広島市東区)の本社ビルに昨年9月、NTTドコモ5G基地局アンテナが設置されました。これによりビル内の「広島コンベンションホール」と、隣接するイベント広場「エキキターレ」が5G化されました。その5Gを体感してもらおうと、広島東洋カープの試合中継をマルチアングル観戦できるパブリックビューイングを実施し、盛況でした。スマートフォンをセカンドスクリーンとして、次世代通信網で活用することでテレビの価値を高めます。

―デジタルビジネスへの進出に力を入れていますね。

 「広テレアプリ」を昨年4月にスタートさせ、半年で3万ダウンロードを記録しました。情報番組「テレビ派」の人気コーナー「あなたはどっち派⁉」に参加できるなど、双方向のコミュニケーションが好評です。10月には動画投稿サイト「ユーチューブ」に「カープ公認 金鯉チャンネル」を開設。若手選手を中心に動画をアップし、県内外のカープファンから注目を集めています。
 さらに11月には「脱!Only Television」を掲げ、DX事業推進室を新設。ネット上に、カープ、サンフレッチェ、ドラゴンフライズという広島の三つのプロスポーツの仮想空間を作り、ユーザーがアバター(分身)で訪問できる「バーチャルワールド広島」が県の実証実験としてスタートします。当社のコンテンツ制作力を発揮して、デジタルニーズをカタチにします。

―番組視聴率が好調です。

 おかげさまで8年連続年間世帯視聴率三冠王が確実です。4月から始まった個人視聴率調査でも、年度上半期は、55カテゴリー中43部門で首位でした。「テレビ派」「カープ戦中継」「スポーツ元気丸」「Dearボス」を中心に、県民の役に立つ自社制作番組を提供していきます。

―来年9月1日には開局60周年を迎えます。

 60歳は人間では還暦にあたり、大きな節目です。当社も今春から2023年春までを、開局60年記念期間としてさまざまな企画を展開します。「re60rn(リボーン)」を合言葉に生まれ変わる広島テレビに、どうぞご期待ください。


「バーチャルワールド広島」の画面
概要
社名広島テレビ放送株式会社
本社所在地〒732-8575
広島市東区二葉の里3-5-4
Tel 082(207)0404
設立1962年9月
事業内容放送事業
資本金2億円
売上高108億4115万円(2020年3月期)
広テレグループ連結決算
従業員数138人(2020年10月現在)
支社・支店東京支社、大阪支社、福山支社
関連会社広島放送(株)、(株)AttractOne
ホームページ https://www.htv.jp/ (広島テレビ放送)
http://www.htv.ne.jp/
広島コンベンションホール1~3F
お問い合わせ アトラクト・ワン Tel 082(567)8611

企画・制作/中国新聞社地域ビジネス局
※2021年中国新聞元旦号に掲載したものです。