中国新聞LEADERS倶楽部
2019年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

まごころ込め接客 満足届ける

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代表取締役社長 森田 茂 (もりた しげる)

―昨年はどのような年でしたか。

開業32年目を迎え、次なる時代における"ありたい姿"の実現に向け「継続」「挑戦」「進化」をキーワードにさらなる成長を目指し新たなスタートを切りました。7月の西日本豪雨などによりキャンセルが発生しましたが、広島空港に2017年に就航したシンガポール線の利用者をはじめ訪日外国人客は増加し、全客室407室の年間平均稼働率は2年連続で9割に達しました。今後は国内客はもちろん、長期滞在が見込める外国人客の受け入れ態勢を強化します。英語能力の高いスタッフをそろえ、折り紙など日本文化をロビーで紹介するなど顧客満足度を高め、ホテルならではの行き届いたサービスとおいしい料理に磨きを掛けます。

―館内の改装を続けています。

昨年は、1階にあるバー「メイフラワー」の内装を、赤を基調にした落ち着きのある雰囲気に改装しました。地元家具メーカーの人気シリーズ「HIROSHIMA」チェアを全室に配した家具入れ替えも完了しました。このほか観光地や交通情報を日本語と英語で提供する案内用タブレット端末を客室に設置。地下にはフィットネスルームを新設しました。今後も改装を続け、ホテルの魅力を高めていきます。

―働き方改革を進めています。

長時間労働や人手不足への対応として、数年前から社員の新規採用を増やしています。昨年は17人の新卒社員を迎えました。ホテルの仕事はまごころを込めた接客が必要で、機械化が進んでも補えない場面が多くあります。年次有給休暇の取得を促すなど働きやすい環境を整えた上で業務の効率化を図り、社員が仕事を通して幸せを感じる、働きがいのある職場を目指します。

―今後の展開を教えてください。

昨年加盟した全国規模のJRホテルメンバーズ会員の利用メリットをPRして、より多くの人に会員になってもらえるよう取り組みます。また、昨秋からJRグループや「道の駅たかの」(庄原市)と連携して新鮮野菜を取り寄せ、朝食と昼食のブッフェに提供しています。これからも地域と連携した商品を開発して地元の魅力を発信し、新しい価値を創造していきます。そして「まごころホテル」を合言葉に、全社員で「笑顔日本一」に挑戦します。

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「HIROSHIMA」チェアを配した客室
概要
社名株式会社ホテルグランヴィア広島
所在地〒732-0822
広島市南区松原町1-5
Tel 082(262)1111(代表)
設立1984年1月(開業1987年)
事業内容ホテル業(客室・レストラン・宴会場等の経営)
資本金28億円
売上高48億3500万円(2018年3月期)
従業員数240人(2018年6月現在)
ホームページhttp://hgh.co.jp